ケアンズ風物記
- 縁 [2008/5/15]
ケアンズ風物記
南緯17度の太陽
其の100
縁
松本主計
数年前、恩師の佐野教授(右端)とかつての木曜島分場支配人の室井さん(右から2人目)がケアンズに来られた。卒業以来、40年ぶりの再会だった。我が家で大いに飲んだ。この人たちとの縁がなかったら、私の豪州での人生はなかった。
「君ィ、僕の顔を立てて、M真珠の研究所に入ってくれ給え」。6月のある朝、いつものようにゼミに顔を出すと、待ちかねたように隣室から飛び出して来た教授が唐突にそう言った。まったく何の前触れもなかった。私は「ハァーッ ? 」と言ったまま、ポカンと教授の顔を見ていたように思う。私の卒論のゼミは鹹水養殖学研究室。研究生7名。皆真面目な研究者タイプで、私1人がDROPKICK的な存在で、卒論も就職活動もソッチのけで、空手の稽古ばかりしていた。
(写真)数年前、恩師の佐野教授(右端)とかつての木曜島分場支配人の室井さん(右から2人目)がケアンズに来られた。卒業以来、40年ぶりの再会だった。我が家で大いに飲んだ。この人たちとの縁がなかったら、私の豪州での人生はなかった


















































































































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