ロイヤー加納の住んでよいとこブリスベン!?
- パパからモモへ [2008/10/02]

第26回
パパからモモへ
文=加納寛之
プロフィル
かのうひろゆき●ブリスベン歴5年半。日・米・豪3カ国の弁護士。NY留学中の2001年に9・11テロを体験後、ブリスベンの青空に心を癒され永住を決意。モットーは仕事も遊びも全力投球 ! 週末は妻、娘(3歳)と一緒に愛犬モモの散歩でリフレッシュ。犬連れのアジア人家族を見かけたらそれが僕たちかも ?
霜が降りたグラウンドでの毎朝のジョギングは、足の裏の肉球が冷たくて辛かっただろうけど、そろそろブリスベンの冬も終わり。日も長くなって、過ごしやすい季節になってきたね。
あと少し暖かくなると、モモがもう1匹できるんじゃないかってくらいの抜け毛の出る春がやって来る。今年の冬はいつもより長くて寒かった気がするから、夜の間は家の中で眠っていたけど、もうすぐ外の小屋で寝ても気持ちのいい季節になるね。夕方はすぐ暗くなるから今までは散歩も短めだったけど、これからは少しゆったり歩けるし、週末はパパも一緒に家族で長い散歩に行こう。
もう少し暑くなってきたら、モモも一緒に泊まれる海沿いの宿を見つけて、旅行にも行こう。なんていったって、モモが一番嬉しいのは、家族と一緒に時間を過ごすことだもんね。チビが産まれる前は、一緒にパピー・プレスクールに通ったし、週末ごとにしつけのトレーニングにも行ったし、ドッグ・パークにも行っていろんな犬とたくさん遊んだね。
子犬だったモモを預けて初めて旅行に行った時には、道中子牛を見るとモモに見えてしまうくらい、寂しがっていないか心配した。寂しかったのはきっとパパの方だったんだよ。
あのころはいたずら盛りで何でも食べちゃったから、パパもママも大変だった。うちに泊まりに来たお客さんのサンダル。預かってもらった家のホース。遊びに行った庭先で毒キノコ少々。植えたばかりの球根。留守の間に箱からティッシュペーパーを全部出して散らかし放題。
抱っこが大好きで、どんどん体は大きくなるのにすぐに膝の上に乗ってきた。パパがお風呂につかっていると、浴槽の外から体をくっつけて一緒に暖まっていたモモ。そしてチビが産まれると、新しい家族を守ろうと、良い番犬に成長したモモ。知らない人にはよく吠えるけど、チビには優しい。
でも内弁慶で怖がりなところはぜんぜん変わっていない。一歩外に出ると、すぐにひっくり返ってお腹を見せてしまう。この前は近所の猫に追いかけられて泣いて逃げたらしい。ちょっと待て。君は大きなラブラドールで相手は猫だ。頑張れよ、モモ !
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