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![]() ホワイト・カラーの生産性を飛躍的に高めた複写機やファクスの先駆的メーカーとして知られる富士ゼロックス。パソコンやインターネットが普及した1990年代以降、それらのオフィス機器をオフィス内LANにつなげてプリンタ機能を加えた「デジタル複合機」の市場を切り開いてきた。同社のオーストラリア拠点であるシドニー北部ノース・ライドの富士ゼロックス・オーストラリア本社を訪ね、奥津芳久ビジネス・プロデューサーに聞いた。
富士ゼロックスが誕生したのは1962年。日本の富士写真フィルムと英国ランク・ゼロックス社が50%対50%の出資比率で設立した。2001年には、出資比率が富士フィルム75%、米ゼロックス社25%に変更、富士フィルムの連結子会社化している。 主力商品は、複写機やファクス、プリンタなどのOA機器と、ネットワーク機器などの情報機器。ただし、単にハードウエアを販売するだけではなく、紙の上の情報にとどまらず「電子情報、映像、音声なども含めて、人の思考を形にしたもの」を“ドキュメント”と定義、“ドキュメント”を重要な経営資源ととらえて、オフィスの生産性を高めるためのコンサルティング・サービスにも注力する。
オーストラリア市場にはランク・ゼロックス社が60年から進出していたが、91年に富士ゼロックス100%出資の子会社となった。デジタル複合機や、比較的部数が少ない印刷物やマニュアルなどに適した印刷システムなどの輸入・販売、そして「ドキュメント・ソリューション」と呼ぶサービスの提供が、主な事業内容。顧客は法人が約9割と圧倒的に多いという。従業員数は約1,400人。 いかに付加価値を提供できるか 奥津氏によると、オーストラリア市場でも、OA機器は従来型のアナログ機からデジタル複合機への移行が一段落し、現在はカラー化が進展しているという。富士ゼロックスが豪州で販売している「ドキュメント・センターC400」もカラー・デジタル複合機の代表的な商品。複写機とプリンタ、ネットワーク・スキャナ、ファクスをすべて1台に凝縮しただけではなく、各機能を損なうことなくフル・カラーでの高速処理を可能にしている。
ただ、こうした高性能なマシンも、有効な機能を具体的に使いこなせなければ意味がない。ユーザーに必要なのは、ハードだけではなく、生産性の向上につながるノウハウなのだ。 奥津氏はこう話す。「市場は既に成熟しており、どうやって商品に付加価値を与えることができるか。当然、その価値は顧客によって異なる。いかに顧客の関心事を解決できる価値を提供できるかがカギとなる」 また、未来のオフィスが完全にペーパーレスになることはないと奥津氏は見る。「紙の書類と電子データの良さを融合した仕事のメリットを提案していきたい。状況によって、紙の方が便利な時もあれば、データの方が優れている時もあり、どちらが良いかは一概に言えない。それぞれの長所を融合して、“ドキュメント”に関するあらゆる相談に乗れるサービスを提供していく」 奥津芳久
ビジネス・プロデューサー1964年生まれ。立命館大学経営学部卒業。88年富士ゼロックス入社。関西営業部(大阪)に配属。97年東京に異動。グローバルメジャーアカウント営業事業部。2000年インダストリーソリューションズカンパニー。03年中央支社にて大手市場に対する販売マーケティング担当マネジャー。04年6月より現職。 <奥津芳久ビジネス・マネジャーに聞く10の質問> 〆賊Δ量叩Ъ最圓論功のもと ∈F匹鵑任い詼棔沢木耕太郎 「深夜特急」 オーストラリアの好きなところ:「自然」と「ゆとり」 こ阿ら見た日本の印象:グローバル社会におけるリーダーシップ不足。食は日本が一番。 スイな音楽:JAZZ β嵯匹垢訖諭Ч盥算代の恩師 有名人を3人食事に招待するとしたら誰?:五木寛之、沢木耕太郎、瀬戸内寂聴 ┝駝またはスポーツ:読書、水泳、最近はラグビー観戦 将来の夢:月に行きたい! カラオケの18番: 18番はありませんが演歌系が好きです。 |
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