25todayは、日豪プレスがお届けするオーストラリアのデイリー情報提供Webサイト。
 最新のニュースや旬の生活情報で、あなたのオーストラリア生活をサポートします。
Google
連載コラム  
極楽とんぼの雑記帳 (過去の記事はこちら)
入居第一夜
ある決断
「千ちゃんファンド」
親子で楽しむオーストラリアの本 (過去記事)
ワルチング・マチルダ
絵本会議出席の記
見慣れた風景 『ファウストがみたもの』
ケアンズ風物記 (過去の記事はこちら)


私の人生の一番長い週
豪州回顧録 (過去の記事はこちら)
・豪州は誰が発見したのか?
・UFOの出現、18世紀の昔から
・アリスからウルルへ 大陸の「ナゾ」を実感
書家れんのつきいち年中行事 (過去の記事はこちら)
第3回 七夕
第2回 夏越しの祓
第1回 端午の節句
住んでよいとこブリスベン!? (過去の記事はこちら)
自分の知らない性格

ワーキングホリデー大歓迎
                     シドニー広告営業 急募

日豪プレス全国版より
Fuji Xerox    ザ・ヒューエンディン    ザ・ヒューエンディン    New Wave International Movers    KDDI    ジャパン・コンピュータ    Television Oceania テレビ    ニッテル    SOUL    運命鑑定 章湖    ナラ運輸    TV Japan    Liteco Construction    Enjoy Golf シャワートイレ    ビジュアル・タートル    Home Unit Headquaters    RIVER EXPRESS    STARRTS    ウトシゲノブ フィナンシャル    HARADA TRADING CO.    Sunpro Australia 印刷    TG運輸    HAN JIN 引越し業    ジャパンウッドワーキング    RIVER EXPRESS    パーフェクト・イングリッシュ オンライン    ザ・ヒューエンディン    Panasonic    

日豪プレスQLD版より
Fast Link Cube 引越し    Icey Ice    Television Oceania テレビ    オーストラリア・リバティー・ライフ    HANARO MART    ニッテル    SOUL    Japan Seed Pack    テルストラ・ショップ    Welcome Freshfood スーパーマーケット    Tomo's Mobile Repair 自動車    オーストラリア日本通運    YMC Australia レンタカー    PC Ninja    FormasaAsianMarket スーパーマーケット    Enjoy Golf シャワートイレ    エメラルドレイクス・ゴルフクラブ    自動車整備工場 テイク    ロー・ソース法律事務所    ABRAXUS    ゴールドコーストゲストハウス    STARRTS    ACE Computer Systems    Kiwi Express Movers    TV Japan    雀荘 ジパング    フリオム    中古車卸売りセンター    G-Clef レストラン&カラオケ    ブリスベンで運転免許取得    Expresso Carwash Cafe    Watabe Wedding    Wedding Angel Australia    OKC Australia    便利屋 KUMA-YA    クルゼーロ エキスプレス    SPORTZ & PREZTIGE    Lins GypRock 内装工事    

日豪プレスVIC版より
日本通運    Nunawading 自動車    ニッテル    SOUL    TV Japan    KDDI    Kashin Internet Cafe    マンガ館 HOWHOW    Auto Roman 自動車    MC リロケーション    Burning Books    

    極楽とんぼの雑記帳
     - このごろ思うこと  [2008/2/07]

極楽とんぼの雑記帳極楽とんぼの雑記帳175

このごろ思うこと

ブレア照子
イラスト・タイトルデザイン:森本順子



筆者プロフィル/ブレア照子(Teruko Blair)。1925年生まれ、広島市出身。旧制女学校卒。45年、広島市内の自宅で被爆。第2次世界大戦終戦の数年後に知り合った豪軍人ウィリアム・ブレアと結婚し、53年に来豪。82年に死別した夫との間に3人の子供がある。現在キャンベラ在住。著書に、本紙に連載していたエッセイをまとめた「オーストラリアに抱かれて」、現在も本紙連載中の「英語とんちんかん記」(ともにテレビ朝日出版)がある。本連載のイラストを手掛けるシドニー在住の絵本作家・森本順子は実妹に当たる。

 毎年私は、NSW州北沿岸に住む二女一家を訪れている。1,100キロを超える遠距離、この習慣が今後いつまで続けられるやら…。
 1953年にオーストラリアに来て初の里帰りは68年。その後は75年と78年。82年に夫が身罷り*、翌年から2年おき、89年以降は毎年訪日するようになった。予期しなかったことで1年のうちに3度訪日したこともある。
 私が日本を出たのは1944年、旧満州国が初めてで、帰国したのは終戦1カ月前。1953年、こちらに永住。70年から72年、夫の赴任地であるシンガポールに在任中、マレーシア国内を数度訪れた。後年、日系国際結婚親睦会世界大会で、ハワイへ2度、ロサンゼルスへ1度行った。ロスといってもラスベガスを合わせ、1週間そこそこだったから駆け足同然だ。ヨーロッパには1度も行っていない。つい足が日本へ向いてしまい、後回し後回しで今日に至っている。「なぜ日本ばかり?」と長男の妻に不思議がられた時、「あなたも外国に永住したら、真っ先に思うのは故郷のオーストラリアと肉親では?」と答えている。大人気ない答えに聞こえただろうが…。

*編集部注*他界する

極楽とんぼの雑記帳
 この年齢になり、ヨーロッパは遠過ぎると悟り、遅すぎたなあと残念に思う。長年中国へ行きたいと希望しながら未だ果たしていない。その間に中国は急速に変貌を続けている。早く実行に移さなければ、と子どもたちは言う。去年、妹と訪中を考えたが、妹の体調不良のため、見送った。滞日中に私は肺ガンの疑いありと告げられたから、訪中は無理な相談だったことになろう。幸い検査の結果は「白」だった。
 今年半ばに83歳になる私、遠距離の強行軍は危険を伴う可能性が高かろうと、ほんの最近まで思ってもみなかった長旅−それも1人旅−への危惧である。目下のところ足腰や、体のどこかに故障があるわけではないが…あるとすればアタマだろう。とにかく、どこに伏兵が潜んでいても不思議ではない年齢だ。長旅について危惧を考えるようになったのはやはり「83歳」という響きからくる常識的な感覚からだろう。空港への往復が簡単、荷物も軽いリュックだけの旅だったらどんなに楽なことか。
 海外旅行にキャンベラは非常に都合悪くできている。国際線がないだけではない。二女のところから最寄りの空港はクーランガッタ(車で40分くらい)だが、直行便はなく、シドニーで乗り替え。乗り継ぎの便も良いとは言えぬ。ここからの直行便はブリスベン行きだ。二女のところから車で2時間ほどかかる。
 訪日の時はもっと面倒だ。福岡行きがなくなり、去年は成田で1泊して、翌朝、東京から新幹線で山形県、米沢市、長井市。そして、仙台空港から福岡へ飛んだ。セキのゴホン松で心身両面、ひどく低調だった私だが、帰途は東京駅で二女夫婦と落ち合い、成田エクスプレスに乗ることができて助かった。東京から成田エクスプレスに乗ったのは初めて。1人だったらきっとまごついたことだろう。小型のスーツ・ケースは宅急便で空港へ送ってあるけれど、ほかにも小型にしろリュックとショルダー・バッグがある。空港までとフライト、到着した空港から目的地まで…誠に面倒だ。
 83歳になろうとする老人が、今年もまたリュックを背負ってウロチョロするのか…と思うと些かしんどい。だが、私より何歳も若いのに旅行は不可能という人たちもいることを考えると、ぐずぐず文句を並べるのは罰当たりかも。繰言を並べる前に感謝するべきだ、と思い直すことにしよう。
 年齢とともに体力、頭脳の働き、運動神経、容姿などが衰えるのは自然の過程であり、回避できないことは誰でも知っている。だがその進行に個人差があることも事実だ。進行速度が並外れて遅い人は、幸いなるかな。
 虚弱体質、発育不全で身体の小さな私が、こんなに長生きできると誰が想像し得たであろうか。呉市に駐留していた英連邦軍通信隊の将校メッスで働いていたころ、台風が発生した翌朝に出勤すると、将校たちに「おお!呉にいたの? シベリアへ吹き飛ばされたかと我々は心配したんだよ」と言われた。
 シベリアが沖縄になったり北海道になったりしたが、その度に私はむくれた。誰が見ても私の姿は細くて頼りなさそうだったのだろう。それが今年83歳を迎えるのだ。予想できないものである。
 7歳下の妹は、3歳まで生きられないだろうと言われていた。その妹も、私ほど元気ではないにしても、まわりの予想を見事に裏切っている。弟は、複数のガンと闘ったあげく、73歳で身罷っている。5歳年長の姉もいろいろと問題はあったけれども、まずは息災。3姉妹のうち、どうやら私が一番タフらしい。「死ぬまで元気で居たいものだ」と誰しも願うことを、私も人並みに願っている。
 願いはほかにもある。高齢者の10人が10人、認知症になるわけではないが、できるならご勘弁、お目こぼし願いたい症状の1つである。よく物忘れをする…程度ならまあいいとして、家族や親しい人の顔や名前さえ分からなくなったら、それは生きる屍だ。その上、苦しい病気に掛かったら万事休す。「安楽死」を法的に認めてほしいと私は切望する。
 その人がその人でなくなり、治る見込みは皆無、あるのは苦痛、家族の苦しみや重荷、そして、周囲にかける迷惑…。生きている価値も意味もない。いただいた生命は全うせよと言うが、誰が決めたのか? 深い信仰のない私には「人間が決めた」としか思えない。全うするためには、尊厳喪失、苦痛の極限まで生きねばならぬとは、理不尽、無理無体だと私は思う。
 余生を終えるまでの、私の欲張りな願いは、「健康で、瑞々しく弾力ある感性を保持した、爽やかな老人でありたい」。若く見られたくない女性はまれだと思うが、老いて頭髪は激減、皮膚が透けて見えるのにパーマと染髪の拷問、厚化粧がシワの深い溝にめり込んだ女性を見かけると、過去にしがみつく虚しさを感じ物哀しい。当人は若く見られていると信じ、満足しているのだろうか。凄惨なまでの老醜を曝したくない、とつくづく思うこのごろである。

その他の注目記事:
新着情報
  - ニチゴウ・トレンド・キーワード
リビング・ガイド
  - チャイナタウン・マーケット
極楽とんぼの雑記帳
  - わたしの大晦日と元旦
極楽とんぼの雑記帳
  - 私の回り行灯

▲ページTOPに戻る
« カテゴリTOPに戻る
« HOMEに戻る



日豪プレス全国版より
PRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPR

日豪プレスQLD版より
PRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPR

日豪プレスVIC版より
PRPRPRPRPRPRPRPRPRPRPR
JAL
accommonet
Nichigo
OPIC
in-職 ハイパー

犬特集3 ホリデーに行きたいワン!

オーストラリア経済の動き (2008年5月〜2

入居第一夜


あなたの想い、紙面で言っちゃえ!


Skilled Graduateビザで12カ月働


政局の動き


株式会社SEED-TANK〜編集記事「飲...


仲良し親子でオーストラリア生活をエンジョイ!


「子供の近視」 第1回


手羽中のキムチ煮
今月のムービーレビュー
ゲット・スマート
カンフー・パンダ
テン・エンプティー
ザ・ダーク・ナイト
ハンコック
今月のシアターレビュー
The Phantom of the Opera オペラ座の怪人
天気予報

今月の星座占い
fortune
25today ブログ
豪日ぷれす 豪日ぷれす
一家撃沈

電波がない! 電波がない!
End of the session

Marlboro Man Marlboro Man
世界の中心でさようなら

アボリジニの貝殻拾い アボリジニの貝殻拾い
シドニー湾の新年花火!

bella bella コミュニケーション bella bella コミュニケーション
パフォーミング・アーツ



日豪プレス 出版物
Nichigo Press
Nichigo Press -
オーストラリアの全てが分かる日本語総合誌
jstyle
jstyle -
今の日本の魅力を伝える
英字マガジン
jstyle
STUDENTNEWS -
キャリアにつなげる
オーストラリア留学情報誌
jstyle
MOVE -
これ一冊で大丈夫!! 超お役立ちシドニー・ガイドブック
jstyle
LET'S GO -
ゴールド・コースト
携帯マップ&ガイド
jstyle
four seasons -
全豪の日本人を結ぶ
コミュニティ・マガジン

広告主の皆様へ
25todayではただ今、Web広告を募集しています

Advertise your business on our 25today Website
25todayお薦め
Webサイト
オーストラリア生活に役立つ厳選リンク集
日豪プレス
Nichigo Press
会社案内はこちら
年間購読のお申し込み
年間購読
日豪プレス スタッフ募集

急募
シドニー
事業充実拡張のため人材募集

急募
シドニー
グラフィックデザイナ/アートディレクタ
急募 シドニー
営業事務

急募 シドニー
WEB広告営業スタッフ

急募 シドニー
広告営業スタッフ

急募 シドニー/在宅勤務
翻訳者

急募 シドニー
グラフィックデザイナ(フリーランス)
急募 シドニー
システムアドミニストレータ


おことわり 広告に関するお問い合わせ サイトに関するお問い合わせ
2006 NICHIGO PRESS ALL RIGHTS RESERVED