ベン・ホルトの豪州ワイン物語
- オーガニック・ワインって、いったい何 ? [2008/9/19]
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ベン・ホルトの豪州ワイン物語
オーガニック・ワインって、いったい何 ?
ベン・ホルト
オーストラリア政府観光局日本地区マーケティング本部長。クイーンズランド大学で文学修士(日本語と韓国語)ならびに科学修士を取得後、在豪日系企業などで食品輸出、商品取引、マーケティングに従事。2002年から07年9月までオーストラリア・ワイン事務局日本代表を勤めたのち、現職。 Web: www.australia.com (オーストラリア政府観光局)
シドニーの読者の皆さん、初めまして ! 僕のワイン・コラム、楽しんでいただけるといいのですが。時にはシリアスに、時には愉快に、ロマンティックに、たまには知的に、この愛すべき飲み物「ワイン」を楽しむためのコラムです。
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| Photo: Tourism Victoria |
では「オーガニック・ワイン」とはいったい何を意味するのでしょう ? 普通のワインよりおいしくて体にいいのでしょうか ?
味覚と嗅覚に優れた人に言わせると、オーガニック・ワインは「産地の特徴(テロワール)をより反映」し「ブドウ本来の味が明らか」だそうです。一般人の僕らがその違いを感じるのは難しいでしょうが、おいしいワインには変わりない。
オーガニック・ワインで一番重要なのは、畑が本来持つ有機機能を生かした栽培法を取り、醸造過程にも厳しい規格があること。ワイン・メーカーの腕が「標準以下」だった場合、オーガニックの利点は損なわれてしまいます。また醸造の過程で加えられる添加物は、通常のワインの半分以下という規定もあります。ワインの酸化を抑制する二酸化硫黄は代表的な添加物。つまりオーガニック・ワインは開けたら早めに飲んだ方が良いわけです。
では反対に、オーガニックでないワインは体に良くない ? そんなことはありませんよ。認証マークが付いていなくても、オーガニックの原理に基づいて造られた高質のワインはたくさんあります。
ちなみにオーガニック・ワインで有名なのは、Jasper Hill、Cullen、Temple Bruer、Carlei Green Vineyards、Battle of Bosworthなどのワイナリーです。
次回は奇妙な「バイオ・ダイナミック・ワイン」の世界についてお話しします。
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