グルメ 特集
- 今年のクリスマスはこう過ごす!〜in メルボルン〜 [2007/12/10]

12月に入り、オーストラリアは“Festive season”に突入。日本とは正反対、夏真っ只中で迎えるクリスマス。気温30度を超す日もある中で、赤と白の分厚いコートに身を包んだサンタクロースに違和感を覚える人も少なくないのでは !? でも、オーストラリアならではの楽しみ方も多々あるはず…ということで、メルボルン周辺のお薦めスポットやイベントをご紹介。

クリスマス・ライト
クリスマスのお楽しみと言えば、夜空を彩るイルミネーションもその1つ。日本に比べるとややおとなしめの感はあるが、シティ周辺はあちこちがライト・アップされクリスマス気分を盛り上げている。また、各家庭が家の外壁や庭に施したデコレーションを見物しながら歩けるのもこの時期ならでは。
イルミネーションがきれいな場所は数多いが、シティの北西部にあるアイバンホーのクリスマス・ライトは圧巻 ! ここは、毎年地区をあげてのイルミネーションに取り組んでおり、特にブールバード通り沿いの各家庭は凝りに凝ったデコレーションとライト・アップで私たちの目を楽しませてくれる。
同エリアのライト・アップの歴史は古く、1950年代にブールバードと周辺の住民が、窓や庭にライトを吊るしたり飾り付けをしたのが始まりで、年々その規模と華やかさがアップ。この時期は、聖歌隊が歌うキャロルや子どもたちが披露するバイオリンの音色が夜空に響き渡り、美しい音楽と、パーティーを楽しむ住民、デコレーションを見に来た人々の賑やかな声に包まれる。
また、最近ではラジオの公開放送も行われたりして、エンターテイメント性も随分高くなっている。
この素晴らしい雰囲気を味わおうと、メルボルン市内外から毎年数万人もの見物客が訪れるという。
今年は、12月14〜24日の11日間がライト・アップの期間。
アイバンホー・パークへは期間中、無料シャトル・バスも運行されるので、ぜひ出かけてみては。ただし、あくまで住宅街なのでマナーを守ることをお忘れなく。
このほかにも、きれいなライト・アップを楽しみたいという人は、各テレビ局やラジオ局のウェブサイトに、視聴者お薦めの場所が掲載されているので、それを参考にしてはいかがだろう。
■Boulevard Christmas Lights
期間:12月14〜24日8:30PM〜11:30PM
場所:Boulevard, Ivanhoe, Melbourne
Web: www.banyule.vic.gov.au
ファンタジーな世界が広がる

プレゼント
贈っても贈られても嬉しいプレゼントだが、何にしようか毎年悩みの種という人も多いはず。そこで今年は少し趣向を変えて、チャリティーに寄付をしてみてはどうだろう。支援団体の中にはクリスマスならではのギフト企画を提案しているところもある。
一例として、オックスファム・オーストラリアのユニークなシステムをご紹介したい(オックスファムは貧困国の人々のサポートや、貧困の根絶を目指して活動する国際的な民間支援団体)。
まず、オックスファムのカタログからプレゼントを選ぶ。プレゼントといっても高価なジュエリーなどではなく、貧困国の人にとって必要不可欠なものばかり。ほんの一例を挙げると、鶏、ヤギ、農業訓練、起業支援、避難シェルター、食べ物、安全な水、コンドーム、シューズなど。カタログでは、それぞれが現地でどう役立つのかが写真入りで分かりやすく説明されている。
贈りたいギフトを選んだら、電話や手紙、ネットでオックスファムに注文すると、カードが送られてくる。これには、あなたが貧しい人たちへプレゼントを贈ったことと、それが現地でどのように役に立つかが書かれている。このカードにメッセージを添えて、大切な人に贈れば、あなたはもちろん、ギフトを贈られた人も、カードを贈られた人もハッピー。ギフトは必ず誰かの役に立つというわけだ。
同様の企画をしている支援団体はほかにもあるようなので、興味のある人はネットで探してみてほしい。
■Oxfam Australia
Web: www.oxfam.org.au
ギフトの1つ「子どもたちのための食料」(カタログより)

デコレーション
クリスマスのデコレーションといえば、やはり大手デパート、マイヤーのショー・ウインドー抜きには語れない。構想、デザイン、組み立てに6カ月以上、60人もの手を経て完成するディスプレーを見ようと、毎年長蛇の列ができるほど。この行列、メルボルンの2大行列の1つとか(ちなみにもう1つはAFLファイナルのチケットを買うためのもの)。
今年のテーマは、グレイム・ベースの絵本を元にした、“Uno's Garden”。
もう1つ、見物客を虜にするのがクラウン・カジノのディスプレー。こちらは「カーニバル」がテーマで、サルやトナカイたちのオーケストラ・バンドをバックに回る、きらびやかなメリーゴーランドが見る人をファンタジーの世界へ誘う。500個ものライトを使った高さ20メートルのサーカス・テントも見もの。
自分の家や庭も、そんな風に飾り付けをしてみたいという人は、専門店に行ってみてはいかが ? メルボルンには、クリスマスが近づくと期間限定でオープンする専門店があり、ツリーや、ライト、リースなどさまざまなオーナメントを取り扱っている。中にはオーダー・メイドで受け付けてくれるところもある。
■Myer Christmas Windows
場所:Myer, Bourke street Mall
期間:〜08年1月6日7:30AM〜1AM
■Crown's Christmas Spectacular
場所:Crown Casino
期間:〜08年1月6日10AM〜12PM(ショーは30分ごと)
■The House of Christmas (クリスマス・ストア)
場所:240 Hoddle St., Abbotsford, Melbourne
Tel: (03)9416-0187

(左)毎年恒例のマイヤーのウィンドー・ディスプレー
(右)毎年楽しみにする人も多い

カード
クリスマスに欠かせないのがクリスマス・カード。オーストラリアのカードは種類も豊富で、サンタがサーフィンをしていたり、トナカイと一緒にコアラがソリを引いたりとオーストラリアならではのイラストもあり見ているだけでもおもしろい。
例年、標準サイズのクリスマス・カードは、国内なら45セント、国外なら1.05ドルで送ることができる。去年はシーズン中、なんと1億通以上のカードが国内で投函されたとか。オーストラリア・ポストのウェブサイトには、クリスマス・カードに関する各種トリビアやエチケットなどが掲載されているので参考にしてみては?
また、シティ・スクエアにサンタ・ポスト・ボックスがお目見えし、12月18日までにカードを出せばサンタクロースへ届けてくれる。宛先は「Santa, North Pole 9999」。封筒の裏に差出人の名前と住所を書くのをお忘れなく。
■Australia Post
Web: www.auspost.com.au
イベント
メルボルンのクリスマスに欠かせないイベントが、「キャロルズ・バイ・キャンドルライト」。旬のアーティストやオーストラリアン・セレブがクリスマス・ソングを歌うもので、子どもから大人まで楽しめる音楽の祭典だ。イベントの模様は、フェデレーション・スクエアでライブ放送されるほか、チャンネル9で全豪に中継される。
メルボルンの各カウンシルでも、12月はキャロル・イベントをはじめ、さまざまなクリスマスの催しを予定しているので、ウェブサイトなどでチェックしてみては。
また、ベイ・エリア、ドックランズもこのシーズンは賑やかさを増す。クリスマス・ディーバがソウルフルな歌声を披露すれば、ラッパーたちが伝統的なクリスマス・キャロルをヒップホップ風にアレンジするといったユニークなライブも。また、雑貨やケーキ、ワインなどがそろうマーケットも開かれる。
このほか、シティのセント・ポール教会では、ロイヤル・メルボルン・フィルハーモニック・コーラスが、ザ・ファースト・ノエル、サイレント・ナイトなど超有名なクリスマス・キャロルを披露する。こちらも人気のイベントだ。

■Carols by Candlelight
日時:12月24日9PM〜
会場:Sidney Myer Music Bowl
Web: www.visionaustralia.org.au
■Free Christmas Entertainment in Docklands
日程:12月14〜16日、21〜23日
時間:金・土6〜9PM、日1〜4PM
会場:Docklands
Web: www.waterfrontcity.com.au
■Carols in the Cathedral
日時:12月19・20日8PM〜
会場:St Paul's Cathedral
Web: www.rmp.org.au

お薦めショップ 1.
Tsukiji 築地
クリスマスのおもてなしを日本食でと思ったら同店へ。メルボルン随一の水産小売専門店の「築地」では、クリスマス用のシーフード・プラッターをはじめ、各種刺身用食材、伊勢エビや鯛の姿造り、寿司・刺し身の盛り合わせなど希望と予算に応じて用意してくれる。魚介類のみならず、霜降り和牛もすき焼き・焼肉・ステーキ用とお好みに合わせてカット。60ドル以上なら配達も応相談。また、新鮮な刺し身や寿司をワインやビールなど各種ドリンクとともに即店内でいただける。年末にはホール・サーモンが当たる福引大会も実施。
▼所在地:237 High St., Prahran, Melbourne
▼Tel: (03)9510-2318
▼Mob: 0403-858-070 ▼Fax: (03)9510-2375
▼営業時間:火〜金11AM〜5:30PM、土9AM〜5:30PM、月・日・祝休
※12月22日9AM〜5:30PM、23・24日注文販売のみ(引き取りは12PM〜4PM)、25〜27日休み

お薦めショップ 2.
KOO クー
クリスマスのランチやディナーに、鉄板焼きレストランはいかが ? 昨年オープンしたばかりの同店の人気メニューは、キング・プローンやロブスター、ビーフなどが選べる5種類のディナー・セット。ベジタリアン向けのメニューもある。店内のカウンターでは日本人シェフが目の前で料理してくれる。その場で熱々をほおばるもよし、持ち帰って自宅でゆっくりと楽しむもよし。半径5キロ以内にはデリバリー・サービスも行っているので、自宅や会社でのクリスマス・パーティーに利用できそう。
▼所在地:557 Mt. Alexander Rd., Moonee Ponds
▼Tel: (03)9372-7761
▼営業時間:火〜金12PM〜2PM・6PM〜深夜、土・日6PM〜深夜、月休
※12月24〜26日休、27日から通常営業
読者はこう過ごす !
編集部では、読者の皆様にクリスマスについての緊急アンケートを実施 ! オーストラリアのクリスマスは日本とは勝手が違うのでいろいろな驚きや感動があるようだ。プレゼントの欄なども参考にしてはいかが。
Q. オーストラリアで過ごしたクリスマスで思い出深かったことや驚いたことは ?
A. 道に車すら通っていなく、閑散としたなかトラムが走っていたこと(ちなみにトラムはタダだった)。(20代男性=学生)
A. イタリア系ファミリーのクリスマス・パーティーで、宴会場(?)に血縁全員集合状態で200人くらい来ていた。食べ物の豪華さはモチロン、コーヒーも、カフェにある本物のマシンを誰かが持参していた。(30代男性=日本語教師)
A. プレゼントの交換が激しく大量。パーティーを掛け持ちしてる人が多い。カードを本人の目の前で書いてる人がいた。(30代女性=会社員)
A. バララットに農場を持っている知人に招待され、羊やらニワトリやらと過ごし、いかにもオーストラリアという感じだった。また、キャンベラの知人宅にクリスマスに泊めてもらった時、親戚でもないのに私の家族の分のプレゼントまで皆からもらったこと。その思いやりが嬉しかった。(40代男性=著述業)
A. いつもは肉ばかりのBBQなのに、夫が「クリスマスの日はシーフードを食べるもんだ」と言ってシーフードBBQをしたこと。(女性30代=主婦)
A. 友達のホスト・ファミリーのお宅に行った時、94歳のおじいちゃまが、ピアノでジャズ曲をさらっと弾いてくださったのが今も思い出。 (40代女性=ドライバー・ツアー・ガイド&通訳)
A. 大きなローストを切るのに、電動ナイフを使っていたこと。そんなもの、日本では見たことなかったし想像したこともなかった。 (30代女性=通訳、翻訳)
A. 案外つまらない。夏のクリスマスの中、イギリスの伝統に沿って冬のロースト・ターキーなどをいただくのがちょっと合わない感じがする。 (20代女性=主婦)
A. クリスマスのころ、シドニーでバスの運転手さんがサンタ帽をかぶっていてお茶目だった。(30代女性=無職)
A. オージーの友人は毎年、生のツリーを買っている。日本ではプラスチックのものしか知らなかったので、高くつくんじゃないかな、なんて思った。(50代女性=主婦、学生)
Q. 家族、友人、親戚に贈って好評だったプレゼント、またもらって嬉しかったものは ?
A. 鼻毛を整える道具、電池マッサージ・スリッパ、最新の携帯電話。(30代女性=主婦)
A. 普段は買わないようなちょっと高めのワイン。スパのバウチャー(自分で払ってまで行きたくないけど、もらったら嬉しいのでお薦め)。(30代女性=教員)
A. 可愛らしいピクニック食器セット。メルボルンではよく外出してBBQなどをするのでいつも活躍している。 (30代男性=日本語教師)
A. 日本で売っている子ども用のかわいい長靴のお菓子を取り寄せ、子どもたちにプレゼントしたら好評だった。(30代女性=Company Operation Manager)
A. 昨年パートナーの母親に絵を贈り喜ばれた。(30代男性=アーティスト・マネジメント業)
A. オーストラリア製のワークブーツ。息子にあげた大人用の工具セット。(40代男性=著述業)
A. 小学生の息子に贈った本。タイトルは“Naughty stories for good boys and girls”。今も毎晩読んでいるがおもしろい。(30代女性=主婦、カジュアル・ワーカー)
A. 去年、「一緒に自転車に乗って運動しよう」と、パートナーから自転車を贈られた。(40代女性=ドライバー・ツアー・ガイド&通訳)
A. 子どもたちにはプレゼントを用意したが、大人へのプレゼントは廃止してチャリティーに送り、買い物の時間が随分セーブされた。 (40代女性=編集、アクティビスト)
A. 知り合いは、友人から「プレゼントの代金をアフリカの子供への寄付に充てます」と書かれたカードのみが贈られてきたそう。その人は海外への引越しを控えていたこともあり、そういう考え方が素敵だと言っていて印象的だった。(40代女性=主婦)
A. もらって嬉しかったのは、写真立て、ソープセット、内側が羊の毛になっている靴下、バスタオルセット。(50代女性=主婦、学生)


















































































