ワイン即効!豆知識
- ソムリエってどんなお仕事 ? [2008/3/15]
第12回
ソムリエってどんなお仕事 ?
(Photo: Tourism NSW)
ワインに携わる仕事として、一般的に一番知られているのは「ソムリエ」ではないでしょうか ? ソムリエという職業はフランスが発祥。実務としては、レストランで食事のメニューに合ったワインが選べるように客にアドバイス(実際にはワインの販売)をし、飲み物全般のサービスを担当します。そのほかにワイン・リストの作成、ワインの選定、購入・管理といった仕事もレストランではとても重要な役割です。
したがってワインの専門知識や技術はもちろん、食全般の専門知識、原価計算や在庫管理などにはビジネス・センス、ワインの選定販売においてはトレンド、顧客のニーズを読み取れる企画戦略のセンス、そして、個々の客に合わせられるサービス技量を求められます。レストランでのソムリエの、そつなく社交的で、てきぱきとしている姿はかっこよくて憧れてしまいますよね。
日本ではソムリエの資格は日本ソムリエ協会(JSA)が管理しています。ワイン・ブーム以来、ワイン関係の資格は流行とも呼べるほど人気が出て、今では日本のソムリエの人数はフランスよりも断然多いそうです。資格も飲食業界の人たちには「ソムリエ」、ワインやアルコール飲料の輸入販売に従事する人たちには「ワイン・アドバイザー」、そのほかにワイン愛好家のために「ワイン・エキスパート」と充実しています。
海外のメジャ−な資格には、CWE(Certified Wine Educator/米国)、CSW(Certified Specialist of Wine/米国)、MW(Master of Wine/英国)があります。オーストラリアでは、日本のようにソムリエ資格の有無ではなく、個人の実力と経験で仕事をしています。レストランで給仕をする人たちのワインと食の知識レベルは高く、ソムリエという呼称は使わずとも実務では何も変わりません。
ワインの勉強を本格的に希望する人には、チャールズ・スタート大学とアデレード大学のワイン・マーケティング・コースか、醸造コースをお薦めします。どちらも海外で通用しますし、通信教育も開講されています。ちょっとだけワインの勉強をしたい人には、シドニーにあるWine Societyや、Wine & Spirit Education Trustが開講している短期コースもお薦めです。
ワインは国境を越えて楽しめる素敵な飲み物。ワインの勉強も楽しみながらできそうですよね。乾杯 !
皆様からのワインに関するご質問、またはホットなワイン情報をお待ちしております。日豪プレス(npsyd@nichigo.com.au)までメールをお送りください。
著者プロフィル
落合雪乃(おちあいゆきの)ワイン・コンサルタント。1987年シドニーに移住。マッコーリー大学、アデレード大学卒。大手豪州ワイン会社でアジア輸出を担当。その経験を生かし、現在オーストラリアとNZワインのアジア市場へのマーケティングと販売のコンサルティングを手がける。Email:
yochiai@dejavuwines.com.au
|
その他の注目記事: |













































































