ハッと驚く歯のはなし
- 虫歯にならないように歯磨きなどで注意すること [2008/9/24]
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ハッと驚く歯のはなし
新連載 Vol. 2
日ごろ怠りがちなデンタル・ケアや、日々進歩を遂げる歯科技術など、歯を健康に保つための秘訣を毎月お伝えします。
イアン・マラトス
Dr. イアン・マラトス歯科医院
歯科医歴24年。多数の日本人患者の診察・治療経験を持つ。1年間の日本滞在経験もあり、日本語が堪能。日本の歯科事情はもちろんのこと、日本人社会のシステム、日本文化にも深い理解がある
Q 虫歯にならないように、いつも歯磨きには気を付けているのですが、それでも虫歯ができます。何か特別に歯磨きなどで注意することはありますか ?
A 虫歯や歯周病を予防するには、毎 日の口腔衛生がとても重要です。まず歯磨きですが、フッ素入りの歯磨き粉を使って朝と夜、1日最低2回行います。就寝前の歯磨きは特に重要です。歯磨きに要する時間は最低3分です。正しいテクニックで隅々まで磨くには、3分以上必要なので、それ以下の場合はきちんと磨けていないことになります。さらに1分ほどの短時間の歯磨きでは、歯磨き粉に含まれているフッ素が十分に効果を発揮できません。毛先の柔らかい小さめの歯ブラシを選び、力を入れず丁寧に磨きましょう。また、磨き残しのないよう順番を決めて磨くのもいいでしょう。歯ブラシは定期的に替えましょう。
歯磨きに加え、デンタル・フロス(糸ようじ)も毎日最低1回、夕食後の歯磨きの時に使用しましょう。デンタル・フロスは、歯ブラシでは磨くことのできない歯と歯が隣り合う面に使用します。つまり歯ブラシだけで歯磨きをしている人は、いつも磨き残しがあり、その部分が虫歯になる可能性がとても高くなります。
また、多種類のマウス・ウオッシュが、薬局やスーパーマーケット、歯科医院などで購入できます。クロルヘキシジン(Chlorhexidine)を含むマウス・ウオッシュは、虫歯、歯肉炎を引き起こす原因となる細菌に効果を発揮します。フッ素を含むものは歯の強化に、過酸化水素を含むものは、口臭が気になる人に効果的です。選択に迷う場合は医師に相談してください。とは言えマウス・ウオッシュは、決して歯磨き、デンタル・フロスの代用にはなりません。
毎日の口腔衛生管理のほかに、定期的な歯科検診が大切です。たとえ歯に痛みがなくても病気にかかっている可能性はゼロではありません。痛みなどを感じるころには、病気は進行して治療が必要です。半年に1度、または最低年に1度の検診も習慣づけるようにしたいものです。
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