気になる ! 女性のからだと健康
- 女性器の仕組みと働き [2008/9/25]
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気になる ! 女性のからだと健康
月経や妊娠に関する疑問・悩みは女性につきものだが、意外と知られていないことも多い。女性特有の健康管理や病気について、医療のプロが基礎からやさしく解説する。
●千綿真美(ちわた・まみ)
日本語医療センター
約10年間の日本での看護師勤務の後、渡豪。日本語医療センター・メルボルンで医療通訳兼オフィス・マネジャーとして4年勤めた後、現在はパースをベースにメルボルン、パースの医療センターの総合経営マネジメントを務める
新連載
女性器の仕組みと働き
小学校高学年の性教育の授業で、女性の体と月経について学んだことを忘れている方も多いと思います。月経に関わる女性の体の構造と正しい月経サイクルについておさらいしていきましょう。まずは内性器の仕組みと働きです。
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| 子宮の断面図 (前から見たところ) |
子宮:鶏の卵くらいの大きさで、膀胱と直腸の間にはさまれています。子宮内膜、子宮筋層、子宮外膜(腹膜)の3層からなり、その一番内側を覆う内膜が卵胞ホルモン(エストロゲン)の働きにより、排卵に向けてどんどん厚くなり、妊娠しなければ剥がれ落ちて膣から排出されます(これが月経です)。
卵巣:大人の親指くらいの大きさで子宮の横に左右1つずつあり、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)を分泌する重要な臓器です。この中には何万個もの原始卵胞が詰まっています。原始卵胞の数は人それぞれ生まれた時から決まっていて、毎月排卵が起こるたびに減っていきます。毎月約20個の原始卵胞が成長し、そのうちの1個が排卵されます。排卵は必ずしも左右の卵巣から毎月交互に行われるわけではありません。
卵管:卵巣に向かって子宮の上部から左右に延びている約8〜10センチの細い管です。卵巣から出てきた卵子がこの道を通り子宮へ向かいます。その途中で進入してきた精子と出会い、受精が行われます。
卵管采:イソギンチャクのような形をしていて、卵巣から放出された卵子を卵管へ取り込みます。
膣:外陰部と肛門の間から、子宮頚部までの粘膜で覆われた管で、月経血の排出、性交、胎児娩出の機能を持ちます。
次回は月経サイクルについてです。
※本記事は、同医療センター在籍の医師のアドバイスを元 に作成されています。
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