かわいいわが子の目、守りませんか?
- ケーススタディ ケース3 第2回 [2008/6/15]

●前回の患者さんには、何が起こっていたのでしょうか?
その詳しい検査結果とは・・・
初期に出ていた角膜の傷口から、水道水や空気中に生存する悪性のバイ菌に感染し、
黒目の部分(角膜)に膿と白血球で深刻な曇りが生じ、白目(結膜)に強い充血と
瞼の腫れが表れていました。
また、もう一方のケースでは発症から2日目で、眼球内炎症にも広がっており、
より危険な状態が見られたこともあります。
角膜は、物を見るときにレンズの役目を果たす大切な膜で、
透き通った状態である必要があります。この様に化膿が生じて適切な治療が遅れると、
傷で膜に曇りが残り、視力低下や失明の恐れがあります。
●長年コンタクトレンズを使用している方は定期検診を
そのメリットとは・・・
コンタクトは最初の数年は特に問題も起こりにくいのですが、
5,6年使用後から目のコンデイションが比較的低下しやすくコンタクトに対するアレルギー、
やドライアイ、異物反応や酸素不足が原因で異常が起きやすくなってきて、
コンタクトレンズや保存液の種類変更が必要になったり、使用時間の調整や
特定の目薬の使用が一時期必要であったりします。
特にコンタクト使用歴の長い場合、目の神経が鈍感になっていることが多く,
例えばかなりの大きな目の傷であっても感じ自覚しづらくなってきます。
したがって毎年の定期検査が重要でとなります。
通常こうした目のトラブルはコンタクトコンタクトレンズの使用中止から数時間以内で
症状が速く素早く改善するはずが、そうした回復が半日以内に見られない場合や
また悪化している様子が見られたら24時間以内の診察が大切です。
定期健診を行い、目の状態を常に把握することで、こうしたリスクを回避することができます。

興梠繭(こおろき まゆ) 検眼クリニック
チャッツウッドにて専門検眼医として人々の目の健康をまもる同院。専門家以外では気がつきにくい眼の病気や異常に対する知識を広めるべく尽力中。特に緑内障の早期発見や子供の視力保護には力を入れており、専門の検査器具を用いて適切な処置やアドバイスを施している。
また、近視の進行を抑える「角膜矯正用コンタクトレンズ」のような今注目の技術 の導入や流行りのカラーコンタクト用の検診を無料で行うなど眼に関するサービスは多種にわたっている。
興梠 繭 検眼クリニック
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