かわいいわが子の目、守りませんか?
- ケーススタディ ケース3 第1回 [2008/6/06]

最近NHKのニュースで、コンタクトレンズ使用者の知識不足と認識の甘さ、それに対応する日本の眼科専門医師不足により、他の分野の医師が診察して対応を誤った結果、失明にいたるケースが多く発生しており、大変問題になっている事が明らかになっています。

最近NHKのニュースで、コンタクトレンズ使用者の知識不足と認識の甘さ、それに対応する日本の眼科専門医師不足により、他の分野の医師が診察して対応を誤った結果、失明にいたるケースが多く発生しており、大変問題になっている事が明らかになっています。
当クリニックでもこの半年間コンタクトレンズご使用の患者さんが多く来院され、その中で何度か見られた深刻なケースの一つを今回はご紹介します。
その患者さんは、コンタクトレンズの使用中に目が充血、その日はそのままレンズを着け続けたのですが、充血がおさまらず、その後数日間レンズの使用を中止。症状に多少の改善が見られた為、使用を再開。しかしさらにその数日後、再び症状が表れ悪化し始めた為当院に来院されました。
目が充血し、まぶしく、重く、疲れ目を感じ、黒目の淵に変化が見られることを症状とし、くわしく検査をしたところ、角膜結膜炎を発見。専門医の検査を受けるよう強く指導しました。しかし、多忙な為時間が無く、家庭医による処方の抗菌剤や薬局での目薬で対処したところ、さらに症状が悪化してしまいました。
強いまぶしさ、充血と異物感で、2週間後再度来院された時点では失明の危険の高い角膜潰瘍にまで発展しており、緊急な手配が必要な状態でした。
即、救急眼科病院に電話し、潰瘍の部分を削り取る処置を行い、そのまま入院。夜中も含む30分おきの強力抗生物質投与治療から始まり、その後数ヶ月の通院を経てようやく回復しました。最初の症状の段階から見るとかなり悪化していたにもかかわらず、潰瘍に進行してからの早期発見のおかげで、幸いにも角膜に傷は残らず視力低下もまぬがれ、現在も視力は無事正常機能を保っておられます。
この患者さんの場合、コンタクトレンズ着用歴6年目。 使用する事に慣れすぎ、目が不調にもかかわらず着用したり、そのまま長時間深夜まで着用し続けたりするなど、その過剰使用が原因でした。 結局専門医の指示で、以後コンタクトレンズの使用は短時間に限定されることとなりました。
自覚症状を感じたならば放置すること無く速やかに検眼医に診察を受ける事を心がけてください。
目の症状はともすれば軽んじて受け止められる事が多いのですが、重大な病気が潜んでいる事があります。目は見えるのが当たり前と思っていますが敏感な器官です。大切にしましょう。

興梠繭(こおろき まゆ) 検眼クリニック
チャッツウッドにて専門検眼医として人々の目の健康をまもる同院。専門家以外では気がつきにくい眼の病気や異常に対する知識を広めるべく尽力中。特に緑内障の早期発見や子供の視力保護には力を入れており、専門の検査器具を用いて適切な処置やアドバイスを施している。
また、近視の進行を抑える「角膜矯正用コンタクトレンズ」のような今注目の技術 の導入や流行りのカラーコンタクト用の検診を無料で行うなど眼に関するサービスは多種にわたっている。
興梠 繭 検眼クリニック
月・火・水・金 10am−6pm
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定休日 木曜日
Ph:9417-1166
時間外もOK:0402-399-396
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