スポーツ・インタビュー
- 横峯さくら メルボルンでシーズン開幕 [2008/2/12]

メルボルンでシーズン開幕
2004年に女子ゴルフ界にプロ・デビューして以来、メキメキと力をつけ、新世代のホープとして注目を集める彼女。昨シーズンは3勝をマークし、21歳にして賞金1億円を獲得した。長らくキャディーを務めてきた父の良郎氏の手を離れ、2008年はさらなる成長が期待される。今シーズンは先月31日のメルボルンの「MFS Women's Australian Open」でスタート。第1日目を終えた直後の彼女に現在の心境や今年の抱負を聞いた。
―今年最初のツアーですが、2008年の目標、意気込みを教えてください。
「昨年は4勝を目標にして、3勝しかできませんでした。今年はシーズン4勝を目指して頑張ります」
―来豪は何度目ですか? 滞在してみて印象的なところがあれば教えてください。
「昨年のANZ Ladies Masters(ゴールドコースト)が初めてのオーストラリアでした。今回のツアーでオーストラリアは2度目で、メルボルンは初めての滞在です。メルボルンは暖かいし、気候もいいし、過ごしやすい場所ですね」
―今回の試合会場であるKingston Heath Golf Clubですが、コースを回ってみてどんな印象を持ちましたか?
「試合前から難しいコースだとは思っていましたが、実際に『難しい』のひと言ですね。ショットは風によって影響されるし、グリーンに乗ってもなかなか思うようにいかないし。本当に全体的に難しいです。地元のプレーヤーが一番うまいんじゃないか、という印象を受けました」
―去年のANZ Ladies Mastersは、お父さん(横峯良郎氏)と一緒のオーストラリアだったと思いますが、今年はお父さんは日本ですよね。出発前にお父さんから何か声をかけられましたか?
「『まぁ楽しんで来いよ』と見送られました」
―「勝って来い」という激励などはされませんでしたか?
「まだまだそういうレベルではないですから(笑)」
―世界を舞台に戦っている横峯さんですが、日本を出て世界で戦ったから得られた、というような経験はありますか?
「コースを一緒に回るプレーヤーを見ていると勉強になりますね。特にうまい選手と回ると得るものが大きいです。コースもすごく勉強になります。日本と違う所も多くて『コースが学ばせてくれる』って感じがします」
―オーストラリアで頑張る読者にメッセージをお願いします。
「オーストラリアはいい所なので、そこで生活されている方々は『いいな』って思っちゃいます。自分も英語を話せるように勉強したいと思います。私も頑張りますので、皆さんも頑張ってください。そして日本に帰って来ることがあれば、ぜひ女子プロのゴルフ・トーナメントを観に来てください」

鹿児島県出身。1985年12月生まれの22歳。小学生の時に父親の良郎氏の影響を受けてゴルフを始め、2004年にプロ・デビュー。2007年は5月の中京テレビ・ブリヂストン・レディス・オープン、8月の新キャタピラー三菱レディス、10月の富士通レディスのシーズン3勝をマークした。昨年は賞金ランキング2位、日本女子プロ・ゴルフ史上6人目となる年間獲得賞金1億円を突破するなど、大いに活躍した。長らくキャディーとして彼女をサポートしていた父の良郎氏は現在、参議院議員。2008年は長女の横峯留衣プロとともにメルボルンで今シーズンをスタートした。
MFS Women's Australian Open (Kingston Heath Golf Club)
女子ゴルフの「MFSオーストラリア・オープン」は国内屈指の女子ゴルフ・ツアーの1つ。メジャーで通算7勝を挙げたオーストラリア出身のカリー・ウェブは、1994年のこの大会でプロ入りを果たしている。2008年はキングストン・ヒース・GC(パー73)で開催された。
初日の1月31日、雨の中、カリー・ウェブと同組で回った横峯さくらは1バーディー、5ボギーの55位でスタート。2日目は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーで前日と同じ77で通算8オーバー。63位で予選をなんとか突破した。その後も苦しい展開で、最終ラウンドを回って通算10オーバーの302で51位に終わった。この大会ではカリー・ウェブがプレーオフを制して優勝。姉の留衣は通算1オーバーの293で10位に入った。
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