オーストラリアで夢のマイホーム計画
- 第6回 金利は「固定」か「変動」か ! ? [2008/4/13]
XL Group
住宅ローン・コンサルタント(MFAA正式会員)
Yon
住宅ローンを組む際には、固定金利(Fixed rate)にするか変動金利(Variable rate)にするか、選択が非常に重要となります。今回はオーストラリアでの固定金利と変動金利の特徴をご紹介します。
固定金利の特徴は ?
毎回支払う金額が固定されているので、その特徴はずばり「安心」です。
金利上昇が懸念されているご時勢であれば、固定金利を選択したい気持ちが高まります。日本では条件が合っていれば、30年間ずっと固定金利でローンを組むことも可能なようですが、オーストラリアのほとんどの銀行では、固定金利の平均年数は3〜5年間。もっと長い固定も最近では出てきていますが、基本的に日本と比べるとかなり短期と言えます。
ちなみにその固定金利の期間が過ぎてしまうと、その後金利は変動となります。もちろん、もう1度固定させることは可能ですが、レートはその時の金利情勢に合わせた新たな数字で組み直され、その上、申請料金が再び必要となります。
固定金利の一番のデメリット面を挙げるとすれば、ボーナスなどまとまった収入があった場合、返済期間を短縮することができる「繰上げ返済(Additional Repayment)」ができないことでしょう(できても一定額の制限あり)。
変動金利の特徴は ?
ここ数年間、オーストラリアの中央銀行である豪州準備銀行(RBA=Reserve Bank of Australia)は金利を何度も上げています。住宅ローンを組んでいる皆さんにとっては非常に苦しい話です。
「大変だー」と言っているのとは裏腹に、なぜだか一向に衰えを見せないオーストラリア人の消費パワーですが、業界の間では2008年にまた数回上がって、これがピークになるだろうと言われています。
しかしそれでも変動金利の魅力はあります。金利が上がるというリスクを顧客とともにシェアするという意味で、銀行がさまざまな特典を用意している点です。
ローンの額によって金利のディスカウントがあったり、繰上げ返済も可能です。何より、固定金利はローン期間中に物件を売却してローンを破棄する場合に大きなペナルティーがついてきますが、変動金利の場合は銀行が決める最短年数をクリアしていれば問題はありません。
安心感のある固定金利で選ぶのか、銀行が提供するメリット面が魅力的な変動金利を選ぶのか、これも個々のライフスタイルによるので、一概にどちらが良いとは言えません。
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