Small Myers Hughes
- 法律Q&A [2008/8/08]

オーストラリアの法律についてQ&A方式でお答えします。

Q:
オーストラリアで委任状という言葉を良く聞きますが、どういう効果のあるものですか。
A:
委任状は、財政判断または普段の生活やライフスタイルについての判断等、本人の代わりに代理人を任命し、その代理人にそれらの判断を委ねるものです。
委任状には、いくつか種類がありますが、今回はGeneral Power of Attorney(一般委任状)というものをお話します。

Q:
例えばどういう時に使いますか。
A:
General Power of Attorneyは、一定の期間中、ある条件下において、代理人が本人の代わりに財政判断をするものです。
例えば、海外に行っている間、誰かに家を売却してもらう、請求書の支払いをしてもらう等があります。

QLD州では、General Power of Attorneyは判断能力が無くなった時点で無効になります。
しかし、NSW州では、Enduring Power of Attorneyというフォームを使用すれば、本人の判断能力が無くなっても代理人が代わりにに財政判断をすることができます。
下記が上記のまとめです。
QLD州 |
財政について |
判断能力が無くなったら |
General Power of Attorney |
○ |
× |
NSW州 |
財政について |
判断能力が無くなったら |
General Power of Attorney |
○ |
× |
Enduring Power of Attorney |
○ |
○ |
次回は、ライフスタイルの判断に関する委任状について、そして誰を代理人にすべきか等のお話します。
※ 上記の情報はQLD州とNSW州の法律のみご案内しています。
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15人在籍する弁護士のうち4人は、スペシャリストとしてQLD州またはNSW州弁護士協会公認のベテラン弁護士で、彼らを筆頭に、、QLD州だけでなく、NSW州の法律相談も提供しています。
2006年4月からは、オーストラリア弁護士資格を持つ日本人弁護士ハーディング裕子が加わり、オーストラリア人だけでなく、在豪日本人ならびに日本人投資家に対して日本語で丁寧に、日本の慣習も踏まえて、その違いになる点を分かりやすくアドバイスします。
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