スマート・オンライン・トレーダーを目指して
- 投資リスクをヘッジする方法 [2008/2/07]
スマート・オンライン・トレーダーを目指して
第7回
CMC Markets Asia Pacific
ジャパン・デスク・コンサルタント
(マーケティング担当)
見山昇志
投資リスクをヘッジする方法
自分の投資資産のリスクを回避するための重要な点の1つは、1つの金融商品のみに全資産を投資してしまわないことです。誰も市場の動きを100%予測することはできません。
もしA社1社の株のみに全投資資産を投資していた場合、A社の株価が下がれば、自分の全投資資産がリスクにさらされます。もし全投資資産を不動産のみに投資していた場合、不動産価格が下落すれば、もちろん自身の資産価値も下がるのです。よって投資ポートフォリオでは、バランスよく投資先を分散することがリスク管理の1つの方法と言えます。特に株を既に取引している場合、株取引のリスクをヘッジ(回避)するためにCFD取引が利用可能です。今回はそのヘッジ方法をご説明いたします。
昨年7〜8月のAMPの株価の動きを例に見てみましょう。2007年7月以前からAMPの株を5,000株持っていたとします。今後も金融業界はオーストラリアで成長を続ける業界なので、株を持ち続けたいと思っていますが、米国のサプライム・ローン問題に関連し、一時的に株価が低下する可能性もあり、その際のリスクを回避したいとします。
07年7月10日、いよいよ自分が覚悟していた価格まで下がり始めました。ここでCFDで空売り取引を開始します。空売り取引とは、価格が下がることで利益が生まれる取引です。この時の売値は10.42ドルで数量5,000CFDを売ることにしました。そして予想通り同年8月15日AMPの価格は9.72ドルまで下がりました。保有しているAMP株の価値は、5万2,100ドルから4万8,600ドルまで下がり、つまり3,500ドル分価値が低下しました。
ここでCFDの買い取引でAMPCFDのポジションを清算します。すると取引利益で3,500ドル、CFDショート・ポジションを36日間保有し続けたことで当社から受け取れる金利が214ドル、そこから取引手数料の101ドルを差し引いた3,613ドルがCFD取引での純利益となるため、通常の株式で被った損失を相殺していることになります。これが保有している通常の株のリスクをCFD取引でヘッジする方法です。
当例の詳細は、当社ウェブサイトでも紹介していますのでどうぞご参照ください。
※当コラムは情報提供のみを目的としています。また金融商品取引はリスクを伴います。
|
その他の注目記事: |






































































