JAPAN FESTIVAL 2008 特集
- オーストラリア最大級の日本の祭りを体感 ! [2008/5/14]

ヴィクトリア日本クラブ(JCV)が主催する「ジャパン・フェスティバル」が、この秋も5月18日(日)にボックス・ヒル・タウン・ホールとボックス・ヒルTAFEを会場に開催される。今回で9回目となる同フェスティバルは、日本食や日本の伝統文化を知る機会として、地元のボックス・ヒルをはじめ、オージーからも注目を集めている。本紙では、間もなく開催される今回のフェスティバルの見どころを紹介。友達や家族と一緒に日本の祭りの雰囲気を楽しもう。
写真:迫力ある太鼓パフォーマンスは注目

写真:気合いの入った武道のデモンストレーションも行われる
■日本文化を発信する「ジャパン・フェスティバル」
ヴィクトリア日本クラブ(JCV)はVIC州に在住する日本人同士の情報交換の場として、1982年に設けられた非営利法人。1985年にメルボルン・ショーで餅つき、お茶などのデモンストレーションを行ったことをきっかけに「日本の文化・習慣の紹介を通して日豪交流を促進する」という趣旨で活動している。
ジャパン・フェスティバルはJCVの活動目的を反映する形で、2000年にクレイトンで初めて開催された。9回目を数えるこのお祭りは、回を重ねるごとに拡大。今では100人を超えるボランティア・スタッフがサポートする中、約100のブースが軒を連ね、6,000人を超える来場者で賑わう一大イベントに成長した。来場者の過半数を日本人、日系人以外の人々が占める上、当日は多文化国営放送局SBSがラジオ番組でお祭りの模様を実況中継するなど、地元のオージーたちにも広く知られていることがうかがえる。
同フェスティバルは2002年に現在の開催場所であるボックス・ヒルに移したが、開催地となるボックス・ヒルでは、地元最大の年間行事として認知度が高い。2005年、市はJCVに地域に貢献したボランティア・グループを表彰する「キャロライン・チズム」賞を贈るなど、地元の人にとっても秋の風物詩となっている。
今では日本人永住者がこの日に会うことを約束して遠方から訪れたり、毎年バスをチャーターして駆けつけるオージーのグループがいたりと、同フェスティバルはVIC州ではもちろん、豪州でも最大規模の日本関連イベントとして定着している。

写真:練習を重ねてきた小学生も晴れの舞台で演奏する
■フェスティバル会場を歩いてみよう
会場となるボックス・ヒル・タウン・ホールとボックス・ヒルTAFEでは今年もさまざまなパフォーマンス、催しが行われる。
1日を通して賑わうのが、飲食のブース。寿司やラーメンなどの定番メニューはもちろん、お好み焼き、たこ焼き、焼きそば、焼き鳥といった祭りには欠かせない屋台の味も祭りの雰囲気を盛り上げる。そのほか、どら焼き、さつま揚げといった食べ物も久々に楽しめそうだ。
タウン・ホールでは浴衣、和風小物、雑貨、書道作品、美術品などを販売。そのほかにも生け花の展示やお茶会なども実施している。出店ブースの中には語学学校や料理学校のブースもあり、学生やワーホリ・メーカーにも役立つ情報が得られるチャンスがありそう。
TAFE会場で開かれるのみの市では、思わぬ掘り出し物が見つかりそうなので足を運んでみる価値あり。また、同会場では「オーストラリアン・アニメ・フェスティバル」という団体が豪日のアニメ作品を上映するほか、絵画コンテストや囲碁や将棋の会が開かれる。日本人ボランティアが折り紙の折り方をアドバイスし、地元の家族連れに人気の折り紙ワーク・ショップもここで行われている。ほかにも地元鉄道模型ファンによる新幹線模型のデモンストレーションなども見ることができる。
タウン・ホール前の庭では地元オーストラリアと日本の子どもたちに竹馬、コマ、剣玉などの日本の伝統的な遊びを紹介している。例年、子どもだけでなく大人も楽しめるので、家族連れならぜひ行ってみたい。

写真:会場ではボランティア・スタッフが折り紙などの遊びを教えてくれる
■パフォーマンスの主な見どころ
タウン・ホール内では今年もさまざまなパフォーマンスや企画が用意されている。日本人はもとより地元オージーらが日本伝統の業を披露するところにも注目したい。メイン・ホールではワランウッド小学校の生徒たちによる太鼓演奏を皮切りに、津軽三味線、薙刀の実演などのパフォーマンスが10〜20分間隔で楽しめる。モルトレイク大道芸人選手権で優勝経験のあるジョージ上川、只野のり子のライブや、海外での公演も行っている和太鼓りんどうなど、実力派のステージも見逃せない。
同じくタウン・ホール内のガウラー・ルームでも午前11時からライブを行っているので、こちらにも注目したい。

写真:オーストラリアで茶道をたしなむのも趣深い
■今回注目のイベント
舞台プログラムでは、のど自慢大会とトリビア・クイズが今回新たに登場する。優勝賞品としてヤマハ製のキーボードが贈られるのど自慢大会は、当日参加できる可能性もあるので要チェック。トリビア・クイズは当日100人のエントリーを募集。入賞者には賞品が贈られるので、日ごろ培ったウンチクと運をぜひこの機会に試してみては?
また、例年盛り上がるのが、フェスティバルが佳境に差しかかった時間帯に行われるラッフル(くじ引き)大会。今回の1等賞品はカンタス航空の東京往復ペア・チケットとホテル宿泊券が付いた、4,000ドル相当の東京行きパッケージ・ツアー。50ドル相当以上の賞品が当たるチャンスもあるので、会場で2ドルのラッフルをゲットしよう。

写真:囲碁や将棋も楽しめる
JAPAN Festival
▼会場:Box Hillタウン・ホール、Box Hill TAFE
▼日程:5月18日(日) ▼時間:10AM〜5PM
▼料金:大人(13歳以上) $3、着物または浴衣着用者(年齢問わず)、子ども(12歳以下)、シニア・カード持参者無料
▼Tel:(03)9570-9406
★Web: www.jcv.org.au/japanfestival

写真:絵画や雑貨など、和のアイテムがずらり
■メイン・ホール・プログラム
時間 パフォーマンス
10:00AM 子ども太鼓
10:10AM 開会式
10:25AM 鏡割り
10:30AM 主催者からのお知らせ
10:35AM よさこい節、南中ソーラン節
10:50AM 太鼓と唄
11:05AM 合気道
11:30AM ピアノと歌
11:50AM 津軽三味線
12:10PM 古流武術演舞
12:35PM 太鼓ワークショップ
1:00PM 昼休み
1:35PM 着物コンテスト
1:55PM 主催者からのお知らせ
2:00PM ジャパニーズ・ブルース・カウボーイ・ライブ
2:20PM 地唄(茶踊り)
2:45PM 薙刀、剣道、居合道
3:05PM ピアノ、バイオリン、三味線
3:25PM トリビア・クイズ
3:55PM ラッフル抽選・発表
4:05PM 和太鼓演奏
■ガウラー・ルーム・プログラム
時間 パフォーマンス
11:00AM ジャズ&三味線
11:35AM 合唱
11:55AM のど自慢大会
1:20PM 津軽三味線
※当日の進行により時間などの変更の場合

ジャパン・フェスティバル2008実行委員長 デービス啓子さんのコメント
今年も在メルボルン日本国総領事館、会場を提供していただいたホワイト・ホース市、ボックス・ヒル・タウン・ホール、ボックス・ヒルTAFEをはじめ、出演者の方々やボランティアの皆さんのご協力で、無事にフェスティバルを開催する運びとなりました。
今年も数多くの出店のほか、舞台のパフォーマンス、伝統文化の紹介など、日本のお祭りの雰囲気を演出できるように準備を進めてきました。
実行委員は皆、仕事とかけ持ちで運営を行っているため、時に大変なこともありましたが、皆さんにご来場いただくことがフェスティバルを続けるエネルギーとなります。ぜひボックス・ヒルの会場に来て、フェスティバルを楽しんでくださいね。
|
その他の注目記事: |




















