第1回 シドニー湾の花火 真夏の夜空を七色に染めるシドニーのニュー・イヤーズ...
- ニュー・イヤー特集1 シドニー湾の花火 [2008/12/08]
第1回
シドニー湾の花火
真夏の夜空を七色に染めるシドニーのニュー・イヤーズ・イブ(大晦日)花火イベントがもうすぐやってくる。景気の悪いニュースが多かった2008年は10万発以上の壮大な花火できれいさっぱり吹き飛ばして、09年は良い年を迎えよう!
(Photos: City of Sydney)

世界中で開かれる大晦日のイベントを参加人数で比較すると、約3万人が集まると言われるリオ・デ・ジャネイロ(コパカバーナ・ビーチ)がトップで、150万人のシドニーは2番目に規模が大きい。ニューヨークやロンドンの大晦日の人出が80万〜100万人というから、シドニーの150万人という観客動員はスゴいのだ。ちなみに、大晦日に開かれる花火大会としては群を抜いて世界最大となっている。

12月31日の朝から、シドニー・ハーバー・ブリッジを中心にシドニー湾を挟んだ南北の海岸線には、少しでも花火がよく見える場所を確保しようと続々と人が集まってくる。気軽に見物できるロケーションとしては、こうした入場無料の公園などのほか、市が設営する有料の野外パーティー会場もある(おすすめのロケーションや注意事項については次回詳しく解説する)。

また、花火がよく見える家に住んでいる人はたいてい友人を呼んでパーティーを開く。そうした知り合いがいれば、毎年決まった家に招待されるのが年中行事になっている人も多い。屋上に娯楽スペースがある高層マンションでは、住人とその知り合いが集まって合同でパーティーを開くところもある。

さらに、リッチな人限定だが、早めに(1年前から完売というケースもある)予約できれば、景色の良いホテルや、高級レストラン、高額な豪華クルーズ船などから見物することだってもちろん可能だ。自家用クルーザーを所有していれば、デッキに寝そべって頭上に打ち上げられる花火を下から見上げながら新年を迎えることだってできる(船舶通行規制海域以外)。

カウントダウンはもうすぐ!
さて、花火は大晦日の夜、2回に分けて行われる。1回目は、子供も楽しめるように午後9時に始まる「ファミリー・ファイヤーワークス」。規模は比較的小さく、時間も8分間と短いが、それでも十分に楽しめる。その後は、船体や帆がライトアップされた50隻以上の観光用クルーザーや帆船、フェリーなどが湾内の全長15キロのルートを行進する「ライト・パレード」が開かれ、ウォーターフロントは美しい光に照らされる。

そして、カウントダウンで新しい年を迎えると、大音響とともに、湾岸や海上の浮き桟橋、ビルの屋上、ハーバー・ブリッジなど6カ所から一斉に打ち上げ花火が発射され、12分間のメイン・イベントが始まる。変化に富んだ様々な色と形の花火が星空を焦がし、シドニー湾のあちこちから大きな歓声が上がる。

花火が佳境に入ると、観客の注目はハーバー・ブリッジに集まる。イベントには毎年、時代の雰囲気や世相を反映したテーマが用意されていて、テーマは花火が終わる瞬間まで明らかにされない。それまでで最大級の花火が上がり、ブリッジ全体が光に包まれ、ブリッジの側面にその年のテーマを表現したイルミネーションが浮かび上がってくる。

「Happy New Year!!」――。その時、150万人の歓声は、大合唱となってシドニー湾の超巨大なアリーナに響きわたり、人々は高揚感に酔いしれ、抱き合って新年を祝福する。普通のコンサートやスポーツの試合では到底ありえない、超巨大なスケールで繰り広げられるシドニー湾の大晦日。感動的なカウントダウンの瞬間を体験して、景気良く新年を迎えてみては?
2008 Sydney New Year’s Eve
9pm Family Fireworks
12月31日午後9時から8分間
ネットワーク・テンで実況中継(午後8時30分〜午後9時30分)
Midnight Fireworks Display
1月1日午前0時から12分間
ネットワーク・テンで実況中継(午後11時30分〜午前0時30分)
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