今月のOh! な特集
- 犬特集5 農場で働く犬 [2008/8/04]
第5回
牛や羊を追う仕事をする
ワーキング・ドッグたち
オーストラリアのワーキング・ドッグ(仕事をする犬)で圧倒的に多いのが、畜産や酪農の農場で働く犬である。牛や羊を追ったり、ディンゴなどの外敵から守るのが任務。馬やオフロード・バイクに乗って農場を駆ける主人の右腕となって活躍するのだ。
(写真)オーストラリアン・ケルピーの仕事ぶり
(Photos: Wikipedia Commons)
我が家のペット自慢
名前は:ポーポー
我が家のグリ(オス・生後半年くらい)を紹介します。ある日、尻尾が変な方向に曲っていると思ったら、骨折してた ! ギプス姿が痛々しいけどかわいいでしょ ! (ぐり大好きさんより)
会社の先輩が飼っている“小柴”の、こてつ君です。かなりイケイケな先輩と、昭和の香りがするこてっちゃんのギャップが最高☆冬は指が埋まる“もふぁもふぁ”の毛がまた最高デス☆
我が家、愛犬アキが長女で、娘エリーが次女です。(クロンビー幸子)
あんまりお仕事熱心でない我が家のファームドッグ、LULUです。先代があまりにも優秀だったために
去年のクリスマスに我が家にやってきたボーダーコリーのJESS。利口すぎるのが災いしてか、
スカイ、メス、4歳半です。
名前:フォクシー 実は、フォクシーはお隣の犬なのですが、しょっちゅう遊びに来ているので、我 あなたのペットの写真を募集中! 一緒にページを飾りましょう。 |

ヒトの数倍も仕事する働き者
前回の盲導犬に続き、今回は農場で活躍するワーキング・ドッグを取り上げてみたい。
2005年の統計によると、オーストラリアで人間のために働く犬の総数8万3,440匹のうち、キャトル・ドッグ(牛追いの犬)とシープ・ドッグ(牧羊犬)は8万1,418匹と約98%を占めている。地域別ではニューサウスウェールズ(NSW)州が一番多く約3万匹。ビクトリア(VIC)州の約1万9,000匹がこれに続く。
(写真)オーストラリアン・キャトル・ドッグの子犬

「高度な訓練を受けたオーストラリアン・ケルピーは、農場でヒト6人分の仕事をこなすと言われています」と、ペット業界団体、オーストラリアン・コンパニオン・アニマル・カウンシルのカースティー・セクセル博士は指摘する。
(写真)羊の群れの上に乗って働く

同博士によると、オーストラリアン・ケルピーとオーストラリアン・キャトル・ドッグの2種類は、オーストラリアの農場に合わせて品種改良された犬種で、この国の農業への貢献は計り知れない。これら2つの犬種は、オーストラリアの農村風景のアイコン(象徴)的存在と言える。アウトバックに行けば、広い農場を元気に走り回る姿がどこでも見られる。
(写真)職場は羊の農場

オーストラリアン・ケルピー
羊追いのワーキング・ドッグとして開発されたオーストラリアン・ケルピー。専門家によると、19世紀初頭にヨーロッパから持ち込まれた牧羊犬のコリーがその源流とされる。その後、オーストラリアに生息する野生の犬、ディンゴと交配したとする説もあるが、定かではない。
(写真)オーストラリアン・ケルピー

現在では牧羊向けの「ワーキング・ケルピー」と、ペット用の「ショー・ケルピー」の2種類がある。北米やニュージーランド、ヨーロッパなどに輸出され、各地の農場で活躍しているほか、ペットとしての需要も高い。
サイズは中型犬のカテゴリーに入り、ワーキング・ケルピーの体高はオスで55センチ、メスで50センチほど、体重は14〜21キロまで成長する。
性質は、忠実で知性が高く、人間が監視していない状況でも任務を果たすことができると言われている。非常に活動的で、訓練の難易度は高い。農場で常に走り回ることが求められており、羊の群れを追って1日に数十キロ走ることも珍しくないそうだ。
(写真)毛色や毛の長さによって様々なバラエティーがある

オーストラリアン・キャトル・ドッグ
一方、オーストラリアン・キャトル・ドッグは、牛の群れをコントロールすることが主な任務で、別名「ブルー・ヒーラー」と呼ばれる、オーストラリアを代表するワーキング・ドッグである。オーストラリアン・ケルピーと同様、初期のヨーロッパ産コリーとディンゴをかけ合わせた犬が源流。後にブル・テリアと交配させたとの記録がある。
(写真)この国を代表する犬種、オーストラリアン・キャトル・ドッグ

体高はオスで46〜51センチ、メスで43〜48センチの中型犬で、体重は16〜21キロ程度。高度な運動能力と知性を持ち、独立心が強い。牛のかかとや尻尾を軽く噛んで誘導するが、鴨や鶏などの鳥類や、ときには人間や車を導くこともあるという。
(写真)青く見える毛色は独特

専門家によると、ほかの犬に対しても一般的に社交的で、ケルピーやボーダー・コリーなどのワーキング・ドッグと共存できる。だが、その分、犬社会の上下関係を重視するところがあり、子供のうちに主人との主従関係をしっかり教え込まなければ、主人よりもほかの年配の犬を慕う傾向が見られるという。
(写真)オーストラリアで仕事をする犬の98%が農場で働く犬だ

いずれも広い農場で1日中走り回ることを想定しており、信じられないほどのエネルギーに溢れている。ペットとしては、訓練と運動にたいへんな時間と労力をかける必要がある。都会には不向きかもしれないが、この国のアウトバックで牛や羊といっしょに生活するなら最適な伴侶だろう。
▼オーストラリアン・ケルピーの繁殖や子犬の入手に関する問い合わせ先
Royal New South Wales Canine Council Ltd
Tel: (02)9834-3022
▼オーストラリアン・キャトル・ドッグ・ソサエティー
Australian Cattle Dog Society Inc
Tel: (02)4630-9226
日豪プレスペット相談記事
2007.9 オーストラリアで子犬を飼う際の医療上の注意点を教えてください。
http://top.25today.com/column/sodan/2007/0709/pet.php
2007.11 避妊手術をするべきかどうかで悩んでいます。
http://top.25today.com/column/sodan/2007/0711/pet.php
2008.2 ペットのノミ対策について
http://top.25today.com/live/live_sodan/post_81.php
2008.4 マルチーズを飼っているのですが、最近口臭が気になります。
http://top.25today.com/live/live_sodan/post_206.php
2008.6 ペット:関節炎ではないかと思うのですが、何かしてやれることはありますか?
http://top.25today.com/live/live_sodan/post_440.php

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