ふらっと豪の旅
- トップ・エンド特集4 キャサリン渓谷 [2008/8/18]
第4回
多彩な遊び方が選べる
アウトドア・ライフの宝箱
ダーウィンの南東、ニトミルック国立公園を流れるキャサリン渓谷は、カカドゥと並ぶトップ・エンドの人気デスティネーションだ。数多くの滝や天然のプール、温泉などがあり、遊覧船のクルーズから本格的なカヌー・ライドやキャンプに至るまで様々な楽しみ方ができる。
(写真)キャサリン渓谷を疾走する2人乗りカヌー
(Photos: Tourism NT, Wikipedia Commons)

地元のアボリジニ、ジョウアン族の言葉で「セミがいる場所」を意味するニトミルック。総面積は約2,900平方キロ。カカドゥ国立公園の南側に位置している。キャサリン川の流れによって、砂岩が長い年月をかけて浸食された13の渓谷が集まっている。その美しい景色は、ブッシュウォーキングやキャンプ、カヌー、遊覧船によるクルーズ、遊覧飛行などを通して堪能することができる。
(写真)エディス滝

宿泊拠点のキャサリンの町まではダーウィンから300キロあまりの距離があり、小型機やバス、列車でアクセスが可能。キャサリン渓谷は町からさらに29キロ北東に行ったところに位置していて、その基点となるニトミルック国立公園ビジター・センターまではシャトルバスが運行している。時間の限られた旅行者は、ダーウィン発の様々なツアーを利用することも可能だ。
(写真)上空からキャサリン渓谷を眺めるとこんな風に

ビジター・センター内の展示では、国立公園の自然やアボリジニ文化について知識が得られるようになっている。、また、遊覧クルーズ・ツアーを予約したり(乾季は事前に予約しておいた方が無難)、カヌーやブッシュウォーキング、キャンプなどに関する詳しい情報も得られるほか、テラスからは美しいキャサリン川の景色を眺めることもできる。
(写真)大きなカーブを描いて航行する遊覧船

クルーズ船はビジター・センターに近い船着場から出航しており、2〜8時間の様々なツアーから選ぶことができる。ほとんどのツアーが途中に船を降りてハイキングが楽しめるようになっている。なお、船に乗る前後の時間帯は、渓谷が眼下に見渡せる崖の上の展望台まで足を延ばしてもいい。

もっとアクティブな体験をしたいなら、ぜひレンタル・カヌーを借りて自分で漕いで渓谷を探検してみてはどうだろう。半日、1日または1泊2日で借りることができるカヌーを漕ぐのは、普通の体力と運動神経があれば、少しコツをつかめばそれほど難しくはない。できれば1晩レンタルして、原始の大自然の中でのキャンプにトライしてみたい。眩しいほどの星空と静寂の下で過ごす一夜は、一生忘れられない思い出になるはずだ。

ただ、カヌーが楽しめるのは乾季に限られる。雨季は、大雨が降れば主要な幹線道路さえ冠水して通行できなくなることもあるので注意が必要だ。北部準州(NT)全般に言えることだが、秋から初春までの乾季に訪れたい。
(写真)カヌーの操縦は意外と難しくない。転んでも暑いので気持ちがいい

その点、ヘリや小型機による遊覧飛行は、キャサリンの町の飛行場から1年を通して発着しており、雨季の冠水によって陸路で渓谷に近づけない時でも、天候さえ許せば飛行できるのが利点となっている。短時間で渓谷や滝の景色を見てしまいたいという人にもおすすめだ。
(写真)こんな川原でキャンプできるのはカヌーイストの特権

本格的なアウトドア・ライフを体験したい人から単に景色を楽しみたい人まで、様々なメニューが選べるキャサリン渓谷。今の乾季は一番込み合うシーズンなので各種アトラクションは出発前に予約しておくことをおすすめする。
Links
▼ニトミルック国立公園ウェブサイト
www.nt.gov.au/nreta/parks/find/nitmiluk.html
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