サッカー・スペシャル
- 9月からは、サッカー祭り! [2008/9/18]
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| ファンとしてはぜひ見たい、中村俊輔VSキューエルの対決 |
■サッカー・スペシャル
ワールド・カップ最終予選 & AFCチャンピオンズ・リーグ2008スタート
9月からは、サッカー祭り!
サッカー・ファンの皆さん、お待たせしました。9月からは“どっちを観ようか?”と迷ってしまうこと間違いなしです。それもそのはず、「2010年ワールド・カップ最終予選」とアジア最強クラブ・チームを決める「AFCチャンピオンズ・リーグ」(ACL)が同時にスタート。両大会とも日本とオーストラリアのチームが出場するのだから、盛り上がるのはなおさらのこと。でも、「どっち」なんて迷う必要ナッシング。どっちもトコトン観ればいい!
写真提供=AAP、鹿島アントラーズ、ガンバ大阪、浦和レッドダイヤモンズ
文中の略号:FW=フォワード、MF=ミッドフィールダー、SB=サイドバック、DF=ディフェンダー、GK=ゴールキーパー
文中の成績および代表歴、所属チームなどは8月13日現在のもの
日・豪のワン・ツー・フィニッシュに期待大!
2010年ワールド・カップ アジア地区最終予選−9月6日〜2009年6月17日
概要
2010年南アフリカで開催される、アフリカ最初のワールド・カップ(W杯)。アジア地区は4.5枠の出場権がある。最終予選は2組のリーグ戦で行われ、2位までに入れば出場が確定する。世界ランキング38位のオーストラリアと35位の日本は、奇しくも同じA組に入った。そのほか、バーレーン、ウズベキスタン、カタールが同組で、3位となったチームは、B組3位とプレーオフおよびオセアニア地区1位との大陸間プレーオフに勝てば、出場が確定する。

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順当なら日・豪だが、日本には不安な要素がいっぱい
実力から言えば、日本と豪州の2強でほぼ確定。と、言いたいところだが、意外と落とし穴の多いアジア地区予選。移動距離の長さ、気候の寒暖差などといった地理的要因は日本と豪州には厳しい条件となるほか、中東勢の急成長も侮れない。
A組は日本にとって比較的、与しやすいと言われているが、決して楽観視はできない。フィジカルで圧倒するオーストラリア、3次予選で1勝1敗とイマイチ結果の出せなかったバーレーン、同じくアジア最多の15得点をたたき出したウズベキスタン、日本が未勝利(通算3分2敗)のカタールなど、対戦相手を見ると不安な要素はいくらでもある。
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| 事実上、高原は代表落選。Jリーグ、ACLで結果を出してエース復活に期待したいところだ |
■日本代表をチェック
新生・岡田JAPAN誕生か !?
注目されるのは、松井大輔(サンテティエンヌ・仏)や中村俊輔(セルティック・スコットランド)ら海外組と国内組の日程調整。遠藤保仁(ガンバ大阪)、中村憲剛(川崎フロンターレ)ら確定的な国内組は計算できるが、岡田武史監督の評価の高い中田浩二、小笠原満男(ともに鹿島アントラーズ)らの代表復帰も十分に考えられる。と言うわけで、相変わらず、中盤は厚みのある日本代表だが、長年の課題であるFWの決定力不足には今大会も泣かされそう。
まず、日本代表のエース・ストライカーとして活躍してきた高原直泰(浦和レッズ)の不調は大きく、今回は代表を辞退した。加えて、得点能力の高いDF・田中マルクス闘莉王(浦和レッズ)も右太ももを痛めて万全ではない。大久保嘉人(ヴィッセル神戸・初戦は出場不可)、玉田圭司(名古屋グランパス)、大黒将志(東京ヴェルディ)らに大きな期待がかかってくるが、フォーメーションは未知数だ。
明るい話題では、中村俊が股関節手術から完全復活。本来のキレを取り戻しつつある。また、小野伸二(ボーフム・独)が8月20日に代表復帰。ウルグアイ戦でフル出場を果たした。そんな中、南米逆輸入FWの沢昌克(柏レイソル)の代表入りやジュニーニョ(川崎フロンターレ)の帰化という仰天プランも用意されており、新しい岡田ジャパンが誕生しそうだ。
岡田監督就任以降、セット・プレーに依存している感の高かった3次予選。遠藤らボールをキープできる選手や、突破力のある大久保、玉田らのプレーに期待したいところ。
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| 豪州代表のエースとして、献身的なプレーでチームを牽引するハリー・キューエル |
■オーストラリア代表をチェック
新旧一体型でチームに深み
オーストラリア代表も日本と同じく世代交代の悩みを抱えているが、こちらはAリーグを中心にスムーズに進行しているように見える。ハリー・キューエル(ガラタサライ・トルコ)、マーク・ビドゥカ(ニューキャッスル・英)ら海外組の招集が最終予選でもカギとなりそうだ。中でもキューエルは3次予選でも大車輪の活躍でチームを牽引。最終予選でもチームの柱として活躍が期待される。
また、1次リーグ敗退ながら北京五輪で一定の成果が見えたU23代表には、A代表にも選出される可能性の高い面々が続々。ジェームス・トロイージ(無所属)やアーチー・トンプソン(メルボルン・ビクトリー)、デービッド・カーニー(シェフィールド・ユナイテッド・英)、マーク・ミリガン(シドニーFC)らが五輪での経験を、最終予選で生かすことができれば、ベテランと若手の融合で一体感のあるチームとなりそうだ。
攻撃のバリエーションは豊富とは言えないが、キューエルを中心に、少ない得点機を確実に決めていくプレー・スタイルが信条。ここ一番の集中力でゴールを狙う。
| ■本紙が選ぶベスト・イレブン−日本 | ■本紙が選ぶベスト・イレブン |
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| 昨年の覇者・浦和。FIFAクラブW杯でも3位と、大健闘した |
初日から鹿島とアデレードが激突!
AFCチャンピオンズ・リーグ開幕−9月17日〜11月12日
概要
アジアNo.1を決定する「AFCチャンピオンズ・リーグ」のノックアウト・ステージ(決勝トーナメント)が9月17日から11月12日、アジア各都市で開催する。予選リーグを勝ち抜いた7チームと、昨年の優勝チーム・浦和レッズの計8チームがホーム&アウェー方式のトーナメントで頂点を目指す。日本からは3チームが出場し、豪州からはアデレード・ユナイテッドが出場する。
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| ACLトーナメント表 |
ACL優勝チームは12月に行われる「FIFAクラブ・ワールド・カップ」にアジア代表として出場する。昨年、浦和は3位と大健闘し、世界にその名を知らしめた。
見所と展望
日本の3チームが三つ巴の混戦を戦う
ノックアウト・ステージに進んだ鹿島アントラーズ、浦和、ガンバ大阪はともに総合力で頭1つ抜けた存在。この3チームを中心に大会は進んでいくと見ていいだろう。しかし、この3チームの最大の敵は、12月6日まで続くJリーグ、9月3日から始まるナビスコ杯、6日からのW杯最終予選など、過密な日程の調整。特に、鹿島と浦和はJ1で首位攻防を激しく争っているだけに、ACLでは、主力を温存せざるを得ない試合も出てくるかもしれない。一方、オーストラリア代表のアデレード・ユナイテッドは、9月17日の初戦で鹿島と対戦。鹿島を倒せば、一気に波に乗る可能性がある。また、ガンバ大阪と対戦するシリアのアル・カラマは06年の準優勝チーム。8月4日に名監督のモハメド・クウィド監督が辞任。新監督のオサマ・アル・ヤブロウディ氏の采配にもよるが、優勝できるだけのチーム力の建て直しは厳しいと言える。サイパ(イラン)は、前アビスパ福岡監督のピエール・リトバルスキー氏を監督に招へい。日本でも知名度の高いリティの采配に注目が集まる。
アデレードVS鹿島観戦情報
日時:9月24日
会場:Hindmarsh Stadium
住所:Holden St, Hindmarsh SA
チケット予約: www.venuetix.com.au
TV放映:FOX SPORTSで放映予定
日・豪のクラブ・チームをチェック
鹿島アントラーズ
Jリーグの初代王者で今シーズンも首位を走る古豪。得点王(8月26日現在)のマルキーニョスをはじめ個々の能力はアジアでもずば抜けている。チームの要として活躍する攻撃的MFの小笠原満男や元日本代表のMF・本山雅志、スイス・バーゼルから復帰したMF・中田浩二、五輪代表のDF・内山篤人ら、攻守にわたって層が厚い。前線への突破力の強さが光る鹿島攻撃陣は、今大会1、2を誇る破壊力と言っていいだろう。
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| ガンバの勝利に欠かせない司令塔・遠藤 |
ガンバ大阪
予選リーグでは、思いのほか失点が目立ったガンバ大阪だが、持ち前の試合巧者ぶりを発揮してノックアウト・ステージに進出した。MF・遠藤保仁がウイルス感染症にかかり五輪を辞退したほか、チーム得点王のバレーが7月に突然の移籍するなど、騒々しかった夏場を越えて、初のアジア王者に挑む。新加入のロニーがいかに機能するかが、見所となりそう。ほか、ルーカス、二川孝広に加え、山崎雅人がスーパーサブ的に加わる攻撃陣と司令塔・遠藤との連携でゴールにつなげるガンバらしい流れができれば、優勝の二文字が見えてくる。急成長中のMF・安田理大の活躍も見逃せない。
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| ユーティリティー・プレーヤーとして攻守にわたって活躍する阿部勇樹 |
浦和レッドダイヤモンズ
前年度優勝の浦和はACL初の2年連続優勝を狙う。本来の実力・選手層から考えれば、アジアNo.1は揺るがない。だが、今季、FWで起用されるなど、獅子奮迅の働きをみせていた闘莉王が8月下旬に右太ももを痛め、戦線離脱。FW・高原直泰の復調に期待が集まる。闘莉王、阿部勇樹、鈴木啓太がW杯アジア最終予選に召集されることはほぼ確実で、過密スケジュールが一番の敵と言えそうだ。
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| アデレードの新指令塔となれるか !? MF・クリスチャン・サーキス |
アデレード・ユナイテッド
2年連続ACLに出場したことで、Aリーグの顔となりつつあるオーストラリアの「レッズ」。Aリーグでは昨シーズン、6位と振るわなかったアデレードだが、NSWプレミア・リーグで21得点を上げたロベルト・ユーニスや元バーゼルで中田浩の元同僚・クリスティアーノが加入し、攻撃面では好材料がそろった。北京五輪にU23代表で初選出され、見事なパサーぶりを発揮したクリスチャン・サーキスの成長にも期待。




























