AFLインターナショナル・カップ2008
- AFLインターナショナル・カップ2008 [2008/9/07]
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| 前回大会に参加した10チームのキャプテンたち |
AFLインターナショナル・カップ2008
―日本代表サムライズは、どう戦う ?
協力:小林裕太さん(AFLインターナショナル・コーディネーター)、榊道人選手(サムライズ、JAFL)
毎冬メルボルン市民を熱くする“フッティー”こと「オーストラリアン・ルールズ・フットボール・リーグ(AFL)」。今からちょうど150年前、1858年のメルボルンでクリケット選手の冬季トレーニングの目的で考案されたこのスポーツは、今や世界中に約3万4,000人の愛好者を抱える国際的な競技だ。8月25日、世界各国の代表チームが腕を競い合う、3年に1度の世界選手権「AFLインターナショナル・カップ(IC)」が開幕する。日本からは本紙にコラムを執筆する榊道人、加瀬毅選手が率いる「サムライズ」が出場する。
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■サムライズ初戦は強豪ニュージーランド
今回参加するのは全16チーム。前回の10チームから、新しく6チームが加わった過去最大の大会だ。これらが4つのプールに分かれてまず総当り戦を行い、各プール内で順位を決める。そして各プールでの同順位同士が対戦し、優勝から最下位までを決定していく。
日本チームは、ニュージーランド、サモア、インドとともにプールAに入る。うちニュージーランドは前回のICで優勝し、今年も最有力候補と言われているチームだ。サモアも強豪の1つで、体格が良く前にボールを運ぶ力強いプレーが特徴。インドは今大会初参加でチームとしての実力は未知数だが、今AFLが普及に最も力を入れている国の1つだ。
サムライズの初戦はニュージーランド。前大会で大敗したこの強豪に、どこまで揺さぶりをかけられるだろうか。
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■サムライズの戦いぶりやいかに ?
サムライズは過去2回ICに出場し、初回は残念ながら全敗。前回は対スペイン戦で初勝利を収めながらも、以降のアイルランド戦、アメリカ戦、ナウル戦で勝ちを飾ることはできなかった。今年は果たしてどんな戦いを見せてくれるのか。
AFLは、タックルあり、押し合いあり、シャツを引っ張るのもありとプレーヤー同士の接触が非常に多いため、体の大きさが非常に重要になってくる。つまり体の小さい日本人が、体格の良い欧米や環太平洋諸国のプレーヤーに真正面から当たれば、力負けしてしまうのだ。今年度のサムライズのキャプテンを務める榊選手は「今回は体格の差を補う戦略を立ててトレーニングを行なっている」と話す。実際の試合でその戦略がどこまで生かされるのかがキーポイントになるだろう。
今年のサムライズについてもう1つ特筆したいのは、選手の層が厚いこと。日本の大学リーグで活躍する若手を中心に、VIC州地方リーグでプレー経験のある榊選手、メルボルンのアマチュア・チーム所属の加瀬選手、在豪の高校生プレーヤー、ICに出場経験のある社会人プレーヤーなど、オーストラリアや国際試合での経験豊富な選手が脇を固める。バラエティー豊かな選手構成が奏功するかどうかも、見どころの1つだ。
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| 榊選手(左) |
■そのほかの見どころ
サムライズ以外に、今回のICで注目すべきチームを榊選手に挙げてもらった。
□アイルランド:AFLでプレーする選手もおり、優勝候補の1つ。
□パプアニューギニア:確かなスキルとボールを運ぶスピードで勝負する。ニュージーランド、アイルランドとは違った戦い方ながら強豪の1つ。
□南アフリカ:AFLが積極的に普及を進めている国で、前回に比べ「伸び」が一番大きいと思われる。
さらに今回、もう1つユニークなチームが参加する。イスラエルとパレスチナの混合チーム「ペレス・チーム・フォー・ピース」だ。今なお紛争が続く両国の青年たちが肩を並べ、1つのチームとして出場する。シドニー在住のユダヤ系女性が発起人となって結成したこのチーム、ICでどんなチーム・プレーを見せ、それがどれだけ祖国の平和へと繋がっていくのか見守りたい。
豪独自のスポーツに心血を注ぐ青年たちが、海を渡ってメルボルンに集結するインターナショナル・カップ。サムライズを応援しに、またフッティーが世界を繋ぐ様子を見に、ぜひグラウンドまで足を運んでほしい。
■AFLインターナショナル・カップ2008
日程:8月27日〜9月6日
場所:8月27日〜29日、9月5日 ロイヤル・パーク・ノース(Royal Park North, Park St., Parkville)
9月1日〜3日 VIC州地方部ウォーナンブール市内
9月6日 メルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)

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