女性エディターKの読書日記
- 本の記憶はあの人とともに。 [2008/5/03]

Kが本を読むときは、
1、 買う
2、 人に借りる
3、 図書館で借りる
オーストラリアではもっぱら2、時々3です。
だって、ほしい日本の本があっても、日本の2〜3倍もする値段を見たら…。
そこで社内の読書家を中心に、事あるごとに「本貸してください」とふれ周っているわけですが、今回の本は、大学時代に友達に薦められて、その2〜3年後に思い出したように図書館で借りて読んだ本です。
リチャード・ブローディガン「西瓜糖の日々」。
もやがかかったような世界の中で淡々と、本当に淡々とお話が進んでいきます。
登場人物も言葉たちも童話のようでいて、やけにリアル、というか残酷ですらある。
まあ、普通じゃない、物語だったという印象で、あまり内容は覚えてませんが…。
往々にして“あの人にあの本を借りたな〜”というのが、本の内容より記憶に残ってたりするんです。
人に本を借りる(お薦めの本を聞く)良さの1つは、それ。
その人の人となりが勝手にイメージできてしまう。
決して読書家ではない私もいろいろと乱読していますが、自分では絶対選ばないような本が読めたり、貸してくれた人に関する意外なことが発見できる(勝手に)ことが楽しい。
「西瓜糖の日々」は、同じゼミの女の子に卒業間近に薦めてもらった本。
それまでは世間話を交わす程度だったけど、本の趣味が似ていることから話が盛り上がり卒業まで仲良くさせてもらった。
私を含め、みんなとは違う場所に自分の大事なものをきちんと持っていた彼女、今はどこで何をしているんだろう ?
――あれから薦めてもらった村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」はまだ読んでません。
けど村上春樹は好きじゃないっていうのは一致した意見やったよね !?
確かその時の私は北村薫の「スキップ」を薦めました。
もう、読んだ?
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