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| 贈呈式に出席した盆栽関係者の人たち |
遺愛の水石がシドニーに到着
9月28日から国立盆栽館で展示予定
盆栽家メグミ・ベネット氏が主宰する「盆栽アート」は3月26日、世界に「BONSAI」文化を広めた第一人者の加藤三郎氏(故人)が寄贈した水石の贈呈式を盆栽アート・スタジオで行った。「オーストラリア国立盆栽館」(National Bonsai and Penjing Collection of Australia・キャンベラ)の代表者グラント・ボーイ氏をはじめ各地の盆栽会の会長ら約30人が出席した。
この水石は、9月28日にオープン予定の「オーストラリア国立盆栽館」の開館を祝して加藤氏が贈ったもの(加藤氏は2月8日に逝去)。贈呈式では、加藤氏と遺族に代わりベネット氏がボーイ氏に水石を贈った。国立盆栽館はオーストラリアで初めての国立の盆栽展示館。日本の盆栽や水石、ペンジンと呼ばれる中国の盆栽などが展示される本格的な自然芸術の展示場となる予定。
加藤三郎氏は日本盆栽協会ほか日本国内の盆栽団体の要職を経て、89年に世界盆栽友好連盟の初代理事長を務めた。盆栽による国際交流を図り、芸術としての「BONSAI」を世界に広めた功労者。78年には豪州、ニュージーランドの盆栽使節として来豪するなど、豪州での国際交流にも尽力した。
ベネット氏は「この水石が日豪親善の掛け橋となり、国立盆栽館を訪れる多くの人に観賞してもらえることを期待しています」と語った。