ジャパンファウンデーションNEWS
- 懐かしの“ガチャガチャ”がアートになって復活 !? [2008/5/03]
懐かしの“ガチャガチャ”がアートになって復活 !?
個展「Totally Flat Consumer Camo」
現在開催中の「Facetnate ! 」はジャパンファウンデーションが主催する新人アーティスト発掘イベント。芸術分野で将来、日本とオーストラリアの架け橋となり得る才能の持ち主を発掘するプログラムで、新進気鋭の6組のアーティストたちが月替わりで個展を開催している。今回は4月8〜24日に開催されるウィリアム“ビル”アンダーソンJr. さんの個展「Totally Flat Consumer Camo」を紹介する。
(写真)懐かしいガチャガチャの数々が展示。中にはポップなキャラクター・フィギュアが入っている
懐かしの“ガチャガチャ”をアートに
産業デザイナー、アーティストとして活躍中のウィリアム“ビル”アンダーソンJr.(以下、ビル)さんの個展「Totally Flat Consumer Camo」は、スーパーフラット(日本のアニメの意)と欧米の最新スケボー・トレンドとを融合させたキャラクターをカプセル・トイで表現したコンテポラリー・アート展。分かりやすく言えば、子どものころに誰もが1度は購入したことのある、あのガチャガチャを使ったポップ・アートだ。
彼のスケボー好きと、産業デザイナーとしての経歴、イラストレーターとしての才能が融合された今回の個展では、スケボーのキャラクターをモチーフにしたカプセル・トイのほか、彼が描いたアニメ・キャラクターのようなポップ・アートが展示される。
日本を代表する、現代美術とポップ・アートの雄・村上隆氏から多大なる影響を受けたというビルさんは「日本とオーストラリアで僕の作品が認知され、スーパーフラット・キャラクターの世界がもっと発展すればいいね」と意気込んでいる。
ビルさんが描いたキャラクターは現在、ナムコやユージン(タカラトミーの子会社)といった日本の玩具メーカーから、カプセル・トイ用のアクション・フィギュアとして製造される可能性もあるという。
村上氏が広めたと言われる造語「スーパーフラット」は今や、日本のアニメーションを表現する英単語としても定着。このスーパーフラットをオーストラリアで広めようとするビルさんの情熱が伝わってくる今回の展示会は、ポップ・カルチャーとして新風を感じられること請け合いだ。

「Facetnate ! 」で個展を開くメンバー、左から3番目(後列)がウィリアム“ビル”アンダーソンJr. さん

ビルさんの作品
■Totally Flat Consumer Camo
日時:4月8〜24日の月〜金、4月12日(土) 11AM〜4PM
ライブ・セッション:4月12日 1PM〜3PM
会場:ジャパンファウンデーション・ギャラリー
住所:Level 1, Chifley Plaza, 2 Chifley Square, Sydney
料金:無料 Tel: (02)8239-0055 Web: www.jpf.org.au

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