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- ■オーストラリアでファッションブランド「Fashion Label Yu」 を立ち上げて活躍中の今日子さん [2008/7/28]

日本、オーストラリアを舞台に、パタンナー(服の型紙製作家)として活躍していらっしゃる 田坂 今日子様 にお忙しい中インタビューにご協力頂きました。オーストラリアにて頑張っている皆様、また日本にて頑張っている皆様に今日子さんの素敵なお話しをお届け致します。
Q1, お名前とお住まいを教えてください。
田坂 今日子
Paddington, NSW 在住
Q2, 現在、オーストラリアで何をされていますか?
学生と、1年前に友達と Fashion Label YU を立ち上げ、今年6月には2007年春夏のファッションショーをしました。今は2008年秋冬のコレクションに向けて主にパターン(服の型紙)の製作をしています。
Q3, お仕事の中身について、詳しく教えてください。
私は、主にパターンを担当しています。
デザイナーから、シーズンイメージとデザイン画を受け取ると、まず自分の中でイメージを膨らませます。その後、布で実際のフォルム(形)やシェイプ(どのくらい、体にフィットさせるのか、服のラインをデザインすること)をピン打ち(ドレーピング)しながら組み立てていきます。全てのカッティングが決まったら、それをパターン用紙に写し(トレース)、整理して工業用パターンにします。縫製指示書と仕様書を製作して日本の工場にパターンを送ります。
Q4, 現在の仕事をされていて一番印象に残っている出来事は何ですか。成功談・失敗談等お教え頂けますか。
デザイナーといつも話し合いながらフォルムを作っていきます。たまに、意見が衝突することもあるのですが、意見を出し合うことによって2人のイメージが膨らみ、意見が一致(リンク)した時にできたデザイン、*カッティング、**ボリュームは決して1人では作れない物が出来上がります。日本で8年間パタンナーとして働いてきたのですが、その”リンク”する瞬間はシドニーにきて、はじめて体験しました。
*カッティング・・・シャープなラインなのか、女性らしいやわらかいラインなのかカッティングによって同じデザインでも見え方は全く違ってきます。
**ボリューム・・・どの部分を膨らませ、どの部分をシェイプさせるかの考案過程。
Q5, オーストラリアへ来られたきっかけ、シドニーでお仕事をされるようになったきっかけを教えて下さい。
現在の日本のマーケットは、服が溢れ過ぎていて毎日大量の服が捨てられています。作り手としても、市場を追いかけた服作りにいつもとまどいを感じ、自
分がどこに行こうとしているのか見失いかけていました。
2,3年間熟考した結果友達とシドニーでブランドを立ち上げることにしました。なぜシドニーかというと、オーストラリアのfashion sceneはヨーロッパやN.Yに比べるとまだ発達途中なので、自分たちの創作活動(クリエイション)にもっと集中できると思ったからです。
Q6, 日本でお仕事をされるのと、オーストラリアでされるのとではどのような違いがありますか。
日本では、全て必要な資材や情報を簡単に手に入れることができたのですが、オーストラリアでは全てが初めてなので、特にブランドを立ち上げた頃
は苦労しました。どこで生地や資材を買えばいいのかどのように情報を手に入れたら良いのか、全くわからなかったので、自分たちの足で探しまわりました。
Q7, 生活そしてお仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか。
何といっても、気候が良いです。自然をいつも感じられるところが好きです。
Q8, 仕事上でストレスがたまることはありますか。その際の発散方法は何ですか。
仕事上のストレスは、仕事で発散するのが理想です。そのため、妥協せず、自分たちが納得するものができるまで頑張ります。
そこで良いものができれば、ストレスは無くなります。
Q9, 余暇は何をして過ごされますか。
余暇はほとんどないのですが、ちょっとした時間ができれば、キャンプに行ったりビーチでのんびりしたり、おいしいレストラン探しをします。
Q10, オーストラリアでお気に入りの場所、お勧めのスポットを教えて頂けますか。
パディントン、ダブルベイ、ブルーマウンテン、クージービーチ。
パディントン、ダブルベイはすてきなお店やカフェがたくさんあります。テラスハウスや建物もかわいく、緑もたくさんあるので休日、時間ができればその辺りを散歩します。
また、ブルーマウンテンは、日本とは違うタイプの山々で、私にとってとても神秘的です。
Q11, オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へ一言お願い致します。
海外で生活するということは、思っていたより大変でした。
何かに行き詰まったときは、視野を広くするように心がけています。すると、きっと何か答えが見えてくると思います。
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