帰国後の就職指南Q&A
- 35歳までに起業したいと考えています。 [2008/5/22]

帰国後の就職指南Q&A
細見昇市(キイストン代表取締役)
Q
35歳までに起業したいと考えています。豪州でどんな経験を積み、何を勉強し、日本ではどんな仕事をしたら、起業のチャンスがありますか ?
(30歳男性=ワーキング・ホリデー)
A
あなたは「いつまでに起業したい」という夢をお持ちなので、目標に向かって毎日の行動を具体的に落とし込むことができます。良かったですね ! ワーキング・ホリデー(WH)の1年間に何をすべきか。まずは、何を得るために豪州に来たのかを熟考してください。それが答えです。
WH経験を将来の大きな財産するために、その点を明確にして1日1日を大切に過ごしましょう。
夢をお持ちの方、その夢があなたの行動を変えます。こんな名言があります。「夢のある者は希望がある。希望のある者は目標がある。目標のある者は計画がある。計画のある者は行動がある。行動のある者は実績がある。実績のある者は反省がある。反省のある者は進歩がある。進歩のある者は夢がある」。
私も学生時代から経営者になる夢があったので、よく口に出していました。周りからは「何を夢みたいなこと言ってるんや、ほんまドリーマーやな」と言われましたが、そんな夢のおかげで、「多くの社長に会いたい」という理由から営業職を選択し、さらに、「前向きな社長や会社を見たい」と考え、リクルート社を選択しました。入社して感じたことは、社員が皆、夢を持った人ばかりだということ。私も負けたくはありません。営業になったからには一番になる。そこで自然と計画を立てるようになりました。
そして、計画を立てるためにいろいろ調べるようになりました。過去一番になった人の行動やツール、トークなどを本人から教えてもらい、自分ならどこにアプローチすべきかをリスト・アップしていきました。
そんな風に行動を起こすと、やるべきことが自ずと見えてきます。また、独立や起業の際に大切になるのが人脈です。それも、単に知り合いではなく、いかにその人との信頼関係を構築できるかが重要です。最近の日本で多いのが、人、または投資ファンド会社から出資してもらうケースです。お金は簡単に手に入りますが、3年もしないうちに倒産・廃業してしまうケースが多いようです。
私は、独立前にリクルート社で「一生懸命に」在籍していましたので、当時お会いした人たちが、大きな財産になりました。ただ、世の中は机上で考えているようには物事は進んでいきません。それでも、夢に向けた計画の7割が実現すれば御の字。それにはガムシャラになりながら、心のどこかで余裕を持つこともコツかもしれません。
頑張ってください ! 応援していますよ。
【プロフィル】ほそみしょういち◎1963年生まれ。大卒後、(株)リクルート入社。トップの営業成績を維持し27歳で営業課長に。29歳で2つの課を兼務、両担当課を全国ナンバーワンにするという快挙を達成。92年に独立し、人材会社(株)キイストンを設立。飲食専門求人サイトの運営や人材紹介を行う。著書に「リクルート式一瞬で人事担当者の心をつかむ方法」(PHP研究所)、「一瞬でお客の心をつかむ飛び込み営業術」(ゴマブックス)
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